イスラム教のイメージについて教えて下さい。

質問

１．「イスラム教」ときいてイメージできるものを教えて下さい。
２．「イスラム教徒みたいだ」と自分がいわれた場合、どういう気分になるか教えて下さい。
３．貴方にとっての「アルカイーダ」のイメージを教えて下さい。

忌憚のないご意見をよろしくお願いします。
テロ事件など物騒な事件がおこっておりますが、日本の一般の倫理感や宗教に関する意識についてしりたいのでご協力お願いします。

回答No.4

okayamajin

1,皆さん、勘違いされている様ですがイスラム教ほど他の宗教に対して寛容な宗教はありません（一部の例外はありますが、これは何についても言える事ですよね）。
彼らにとって排斥の対象になるのは信じる神や宗教行事を否定する人であり、例え他の宗教に対しても信じる神があればそれでよいと大部分のイスラム教徒は考えます。
歴史的に見ても、教義の違いからキリスト教圏を追われたキリスト教派がイスラム教圏で信仰の保護をうけた例もあります。
シーア派とスンニ派の対立も政治的意図が絡んでいるのであって、純粋な宗教対立ではありません。
僕はイスラム教徒ではありませんが、イスラム教圏を旅していて感じたことは彼らの旅人に対する優しさや、親切さ。異教徒に対する寛容さです。
イスラム教徒がメッカに向かって礼拝している隣で創価学会の題目を唱えている光景もみました。
コーランの中にもかいてあります。
そもそも、ジハードとは「宗教的迫害を受けたときのみ、剣を持って戦え」という教えからくるものです。
なぜなら、迫害は殺人より悪いからとされているからです。
これは、殺人を推奨している訳ではなく、宗教的迫害をもっとも悪とみなしているということです。
その中にはキリスト教と同じ、「右の頬を打たれたら左の頬をさしだしなさい」の意味も含まれています。
宗教的迫害をうけた時のみ、戦いを許すのですから。
タリバンが行ったバーミヤン石仏の破壊など、大部分のイスラム教徒からすれば宗教的迫害＝大罪なのです。
一部のテロリストの行動や異なる宗教観からマイナスのイメージを抱くのは間違いであると思います。
２、誰に言われたかによって変わりますね。
僕が誰かに言う場合は好意的な意味で使う事ができますし、無知な人に悪意から言われても気にはならないでしょう。
３、最初に、テロを肯定する気はありませんと言っておきます。
しかし、アメリカに対するテロもイスラエルに対するテロも宗教的な意味合いはほとんどないと言えます。
あくまで政治的なものであり、宗教自体は団結の象徴や規範としてあるだけです。
テロにしても、一方的に断罪することはできないと思います。
なぜなら、彼らにはそれをする理由があるからです。
たくさんのイスラム教徒が殺されているのです。
女子供も含めて。
厳しい報道規制や情報管理で世界には伝わっていませんが、石油利権や地政的な理由での虐殺など起こっているのです。
彼らは象に立ち向かう蟻でしかありません。
その原因は象の行いにあるとすれば、蟻を断罪するのが事の本質的解決になるでしょうか？
最後にいいますが、大部分のイスラム教徒は寛容であり、親切です。
自分の頬を打たれる覚悟がある人々でも、自分の大切なものを打たれて黙っている事ができるでしょうか？
タリバンにしろ、アルカイダにしろ、それは一部の例外でしかありません。
殺人の発生率はキリスト教圏の方が圧倒的に多いですよ、不思議な事に。

お礼

丁寧な回答ありがとうございます。

皆様ケンカしないでくださいね。ドキドキ
私も各種宗教ならびに宗教心自体は尊重すべきだと考えております。
決してイスラム教をけなしたり他の宗教をけなすためにこの質問をしたのではありませんです。