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集団的自衛権の行使に賛成意見

Roman0の回答

  • Roman0
  • ベストアンサー率18% (118/628)
回答No.2

 今、集団的自衛権を使うということの意味は、アメリカの意思としては泥沼になったイラクへの戦闘員としての派兵要員を日本からも調達したいというものでしょうね。  そのシナリオに乗ってしまうのは非常にまずいと思うので、その監視は必要ですが、本来集団的自衛権は国防上無くてはならないものです。そこをちゃんと整備しながら、イラクの泥沼に引き込まれないシナリオを今の官邸が持っているか、かなり不安はありますね。  無くてはならないという意味は、国防は、単独で行うにはあまりにもコスト高になるという意味です。スイスのように家を建てる際にはシェルターも作らなければならず、国民皆兵で訓練期間は当然仕事をしませんからGNPに響き、一家に最低一丁は自動小銃というなかなかに安く無いものが必需品になる国民生活は、ちょっと難しいでしょう。  だから、複数の国で同盟を組み、「攻めてきたら一緒に反撃するぞ、お前もただじゃすまないぞ」という体制を取ることで、攻め込まれることに対する抑止力の発揮や、実際の抑止を行うのです。これを一国単独でやろうとしたら、仮想敵国に拠りますが、かなり強力な軍隊を維持する必要があります。日本の場合、特定アジアとロシアが仮想敵国になりますから、ハリネズミになるか核武装しかありません。  核武装は核武装で、安価で有効なのですが、現代日本においてはコストとは違う問題として核アレルギーという信仰の問題があり、そう簡単でもありません。  で、同盟を結ぶ際に集団的自衛権が無いと、そもそも同盟を結んでもらえません。  ちょっと考えてみれば当たり前の話で、「一緒に戦おう」と約束しておいて、同盟国や同盟国軍が攻撃を受けたときに一緒に反撃したり背後や側面を突いたりという援護ができないのです。逆に、相手にはそれを求めているにも関わらず。  一言で言えば、これは「卑怯者の軍隊」です。  だから、現実に日本と軍事同盟を結んでいるのは、アメリカしかありません。  でも、アメリカの軍人でもこれを知らない人は多いのです。そして、自衛官は、いざ有事となったとき、攻撃を受けて救援要請をしている米軍に、「集団的自衛権が無いからできないんだ、すまんね」と言わなければなりません。  私が米軍人だったら、敵より先に自衛隊を攻撃したくなるでしょうね。政府間レベルではともかく、軍人には一気にそっぽを向かれます。  それが報道されれば、米国民も日本との同盟は破棄しろという動きに、一瞬でなるでしょう。そうなったら、大統領もその声を無視できなくなります。  現状は、そういう状態なのです。  非常に危うい国防体制と言わざるを得ません。  朝日新聞が反対するのは、あの新聞社は中国べったりですから、仕方ありません。日本が滅んで中国に吸収されればいいと思っているので、日本がまっとうな国家になろうとする動きには、何が何でも反対するでしょう。

suzukitakuto
質問者

お礼

核保有を許さない日本では、コスト面から単独で国防を行うのは難しい、というのは考えてもいませんでした。 新しい視点を知ることができました。ありがとうございます。

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