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漢字

街中で見つけた漢字にフト疑問を感じました。 1.「皮膚」という単語は異なった2つの場所を言っているのでしょうか?  それとも同じものを二つの文字で表現しているのでしょうか? 2.両文字ともからだの表面部分に対して使われる言葉です。  しかし、「膚」という字には、なぜ、からだの内部にある「胃」という文字が含まれて  いるのでしょう?

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  • trgovec
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回答No.2

>>・・・は音を表します。 漢字の成り立ちの一つ「形声文字」ですが、意味(あるいはジャンルといった方が分かりやすいかもしれません)を表す部分を「意符」と言い、「月(肉月)」は体に関すること、「けものへん」は動物に関すること、「木へん」は木に関係することなどです。 音つまり発音を表す部分を「音符」と言います。たとえば「語」の「吾」が「ゴ」の音を表すとか、「袋」の「代」が「タイ」という音を表すなどです。 日本での読み方、中国での読み方、また時代による発音や意味の変化などの複雑な問題をとりあえず置いておき、簡単に言えば、中国で「ことば、かたる」を「ゴ」、「ふくろ」を「タイ」と言っていた、それらを表す漢字を作るに際し、言葉というジャンルを表す「言」と音を表す「吾」、衣服や布を表す「衣」と音を表す「代」を組み合わせたのです。 実はこの形声文字には一つ問題があり、音を表す部分が必ずしも本来の音と一致しないことがあるのです。 「膚」がその例で、この字から「月」を除いた部分の読みは「ロ」です。はだのことを「フ」と呼んでいたのは分かってもなぜわざわざ読み方の違う字を組み合わせたのかは分かりません。漢和辞典でもその点は解釈が異なるもとも珍しくありません。新字源では「ロ→フ。フは『布』に通じる」のように書いているだけです。もしかすると「ロ」の部分にはだと何らかのかかわりや連想があったのかもしれませんが、今となっては分からないとしか言えません。

candle2007
質問者

補足

再度のご回答有難うございました。 ほぼ、そういう感じはしていたのですが、あまりにもかけ離れているので理解できませんでした。 本文終段のご説明で納得できました。

その他の回答 (3)

  • Ishiwara
  • ベストアンサー率24% (462/1914)
回答No.4

#3です。 なぜ日本人が2字熟語大好きになったのかは、よく分かりません。何となく「格式ばって、偉そうで、学問を積んだ人のようだから」でしょうか。日本で「会社」という制度ができてから、最初のうちは「○○組」がほとんどでしたが、今では僅かになりました。 現代で、特に2字熟語大好きなのは、お役人と法律家です。告知する、認識する、思料する、周知する、善処する、などと「いくらでも美しい大和言葉があるのに」2字熟語で国民を煙(けむ)にまくことばかり考えています。 1字で済むものを、わざわざ2つ並べている語は、辞書をパラパラとめくれば、いくらでも出てきますよ。舞踊・毛髪・橋梁・怠惰・繁茂・ 陳述‥‥ 中国語は、まったく勉強していません。感じとしては、中国には、1字の名詞や動詞が、かなりあるように思います。

candle2007
質問者

補足

風刺的に言われたのですね。 ご回答有難うございました。

  • Ishiwara
  • ベストアンサー率24% (462/1914)
回答No.3

日本人の「2文字熟語大好き」に起因するものです。「早速」のように、ほとんど同じ意味を並べた熟語は無数にあります。

candle2007
質問者

補足

>日本人の「2文字熟語大好き」 このことにもう少し言及していただけると有難いのですが・・・ 何故、同じ意味の文字を並べる二字熟語が出来たのでしょうか? 漢字本家の中国語には二字熟語はないのでしょうか?

  • trgovec
  • ベストアンサー率52% (2538/4879)
回答No.1

皮膚 ともに「はだ」ということです。 膚 「胃」で分けるのではなく、部首は下の「月(にくづき)」で体に関係することを表します。それ以外の部分(盧の皿を取った部分)は音を表します。 「フ」という音は「布」に通じ「敷き詰める」という意味。体の表面を敷き詰める「はだ」となります。(新字源より) ちなみに以前の当用漢字には「肌」はなく、「はだ」は「膚」でした。

candle2007
質問者

補足

ご回答有難うございます。 >・・・は音を表します。 これはどういうことでしょうか? 「当用漢字に「肌」がない」、はショックでした。

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