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飾りことばの違い
noname#49020の回答
No.2です。No.2が冗談めいた回答に見えますが、真面目に回答しているつもりです。 たしかに百という字は、数を表すものですし、キレのいい数字ですから、限度的な意味合いが生じてくることはあります。でも今回の百はその他の数字、十、千、万などと同じように「たくさん」という意味にとらえるのが普通でしょうね。よく知っていることを強調するために「百」を使っていると思います。とくに限度的な意味合いはないでしょう。 「重々」にはたしかに数字は入っておりませんので、ハッキリと何回重ねたかはわかりません。「幾重にも」だろうと思います。しかし、これが無限を意味するところまで表現しているとは思えません。 「重々」「重ね重ね」の語感からは「2回、3回、4回・・・」のような感じを受けますね。2百、3百やループまではいかんと思います。 質問者さんのおっしゃる【理解度】という言葉の意味は、「どっちが多く知っているか」ということだろうと思います。「深く知っているか」でもいいと思います。 識者のNO.3さんもおっしゃているように、「百も承知」は拒絶の文句に使われることが多いものです。こちらが物を購入する側のお客のときの交渉で、先方の営業マンから「ご要望の件は百も承知しておりますが」と「ご要望の件は重々承知しておりますが」と、どっちが拒絶度が高いか考えますと「百」の方は取り付くシマもない感じがします。 これは「百も」の方が、「重々」よりも「多く知っている」「深く知っている」ということだと考えます。断る方が「百」という大変多いという意味の数を使って断ったんだろうと思います。「重々」に含みがあるとかは、ご質問の【理解度】とは別の問題だと思います。 まあ、こんな「百も」などという剥き出しの言い方をする営業マンは失格でしょうな。
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