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英和翻訳の「名作」を教えて下さい!
こんにちは!いつもお世話になります。 僕は翻訳に興味があります。自分でもしてみたいと思います。 そこで、これまでの名翻訳に学びたいと思うのですが、英和の翻訳で、「神技妙に入る」というほどの、英語の呼吸が見事に移された翻訳を 御存知でしたら御教示願います。 児童文学、大人の文学、人文学、社会科学、自然科学(但し、自然科学は啓蒙的レベルのもの)、時事評論――何でも構いません、これは名訳だ!と思われた経験がありましたら、是非教えていただきたいと思います。 よろしくお願い致します。
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こんにちは、go urnさん。先日のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。いつもほのぼの回答を楽しく拝読しながら、勉強させていただいています。 好みもあると思いますが、やはり小田島雄志の「シェイクスピアシリーズ」は王道だと思います。英国文学翻訳の草分け的存在でしょう。 英語の勉強のためにミステリーは最適ですが、Edgar Allan Pauの翻訳を手がけた富士川義之、Nathaniel Hawthorneの大橋健三郎も英語タッチの日本語訳で、英語→日本語への流れがわかりやすい翻訳でした。 すでに回答の出ている谷川俊太郎の児童書シリーズも秀逸です。 落合恵子の「女性学」「児童書」翻訳シリーズは、女性の視点からの翻訳が生かされた作品が多く、読みやすかった記憶があります。 新しいところでは有名な「ハリー・ポッターシリーズの」松岡佑子で、原作に出てくる未知の単語や言い回しを、よくこういう解釈に、わかり易く訳せるなと感心することはありました。勉強になると思います。 ある時期からあまり翻訳を読むことがなくなってきましたので、最近のいい翻訳者にはとんと疎くなっています。好みも違うと思いますので、あまりお役に立てませんがご参考までに。
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- huitre
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私の大の得意分野です、お世話になります^^ 昨今出版された中で翻訳の妙意を味わった本、それは村上春樹のグレートギャッツビーです。お奨めしますね。元々日本語訳も出版されている古典の小説が再翻訳され出版される・・・流行ってますものね。 原書を読んだり、過去に翻訳された本を読むとなおのこと神業を味わえるでしょう。 はまってしまったら村上春樹等の日本人著作の英語版を読まれてはいかがですか?日本から輸出されたものなら比較しやすいですしね~ 訳書ではありませんが、「英詩のわかり方」阿部公彦著(研究社)も宜しいかと思います。エリオット、ワーズワースなどがでています。個人的には、「コバヒデこと小林秀雄の文章の語尾を変えると説得力が変わる」という話はコバヒデの世界観が変わるほどだったのですけれど、それを応用していくと英語の詩を日本語に翻訳するとくどく過剰なニュアンスになる、と展開されるさまは本当に納得して勉強になりました。 これは名訳だ!とはよく思ってはいますが、いざ聞かれてみると思いつかないものですね。思いついたらまた書き込ませていただきます。 是非こちら側の世界へ、いらっしゃいませ~ですよ(笑)^^
お礼
ご回答ありがとうございました。 児童文学、翻訳にお詳しそうですね。 僕のは手すさび感覚で、趣味レベルです。 「こちら側の世界へ、いらっしゃいませ~」は、サイレンの呼び声のごとくに聞こえども、余は、サイレントに立ち尽くしたり... 村上春樹訳「グレートギャッツビー」、阿部公彦著「英詩のわかり方」(研究社)――寡聞にして知りませんでした。どちらも大変面白くかつ有益そうですね。読んでみたいと思います。 また、いろいろとご教示をお願いします。 *************************************** 皆さまから、非常に有益な suggestionを頂きました。どれもこれも、役に(そして、訳に)立ちそうです!ありがとうございました。この場をかりて御礼申し上げます。
シャーロック ホームズものは色々な方が訳されておりますが、阿部知二の翻訳がいかにも時代を思わせる雰囲気のある、上等な日本語訳だと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 阿部知二訳の「シャーロック・ホームズもの」、よく覚えておきます。英語の全集はもっているので、それと対比して見てみたいと思います。 また、いろいろとご教示をお願いします。
- d-y
- ベストアンサー率46% (1528/3312)
日本国憲法
お礼
ご回答ありがとうございました。 言われてみると、なるほど、という感じです。少しは比べてみたことがあるのですが、全部は... また、これに懲りず、いろいろとご教示をお願いします。
ゴーリーの絵本(柴田 元幸 訳) たくさんは読んでないのですが 代表作としてはやはり「うろんな客」
お礼
ご回答ありがとうございました! 柴田元幸訳「うろんな客」、さっそくAmzonに発注しました。面白そうですね。 また、愚問、珍問お聞きしますので、よろしくお願いいたします。
谷川俊太郎訳の「マザーグース」。 英語の言葉遊びであるマザーグースを日本人が楽しめるように訳すのは不可能に思われるのに、日本語の言葉遊びとして面白いところがすごい。
お礼
ご回答ありがとうございました。谷川俊太郎「マザーグース」、書架で開かれぬまま何年すごしたでしょう?今回のお声に背を押されて、読んでみようと思います。 「マザーグース」自体、英語で知っておくべき基本中の基本ですからね。Opie夫妻の本も埃をかぶったままでした!(恥です。) また、これに懲りず、いろいろとご教示をお願いします。
お礼
ご回答ありがとうございました。 いつも、Parismadamさんの、知性と気品とフランスの息吹の感じられるご解説に頭と心が洗われる思いです。パソコン画面を通じても伝わってくるから、コワイもんですね! 松岡佑子「ハリー・ポッターシリーズ」は、灯台下暗しでした。もう少し安くなったら英・和、買うことにします。富士川義之、大橋健三郎、小田島雄志も心に留めておきます。 また、いろいろとご教示をお願いします。