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朝鮮半島のお祭りについて

日本では、全国各地で祭りというものがあります。 青森のねぶた、岸和田のだんじりなど、重要な観光資源になっているものも ありますが、 また、スペインでは、牛追いまつりなどがよくテレビで報道されます。 宗教の違いはあっても、世界じゅうどの地域でも、地域住民が年一回でも あつまって何か伝統的な催しものを開催するということがありますが、 お隣の韓国からは、観光資源にもなりそうな盛大なお祭りの話は聞きません。これは、いったい、どういうことなのでしょうか。 儒教国家はお祭り騒ぎは、やらないのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • a-koshino
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回答No.2

韓国の観光資源としての祭りは↓を見ていただくとして http://japanese.tour2korea.com/02Culture/events/Events.asp?konum=1&kosm=m2_1&TermsBegin=2007-5-01&TermsEnd=2007-5-31&iPageToGo=1 朝鮮半島は古代よりシャーマニズムが盛んで、クッという祭りが各地で行なわれています。 李氏朝鮮が儒教を国教にしたため、シャーマンへの弾圧が行なわれたこともあったようですが、今も健在です。

gyrocompas
質問者

お礼

シャーマニズムがあったという点では、古代には日本と朝鮮半島は似通っていたのですな。 朝鮮半島にも卑弥呼みたいなのがいたかもしれませんな。 李氏朝鮮というのは、徹底した収奪国家(国家が国民の財を奪うためにのみ存在する)だったそうですわ。川に橋をかけるとうような公共事業の類は全くやらなかったということが、司馬遼太郎氏の評論にもありました。

その他の回答 (2)

  • tanuki4u
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回答No.3

お祭りと宗教は基本的に関係ない。 強く関係あるのは、地方分権というか、地方領主とその住民の関係です。封建制度が根付いたかどうか?ということににもなります。 日本の場合、江戸時代開始の前後で、領主が新しい領地に移動させられました。新しい領主がそこの住民を手なずけるために、あるいは一体感を醸成するために「祭り」という手段をとりました。 有名で古い祭りがだいたい城下町であることがこのことを示しています。阿波踊りや江戸の三大祭りなどが、新領主になってから発生あるいは大がかりになっています。 封建制度(定住する領主)が典型的に展開された欧州と日本で、地方の祭りが根付いたと言うことになります。 一方朝鮮や中国では、中央から任命された短期の行政官によって、地方が支配されました。そのような行政官は地方に愛着もありません(愛着という癒着ができないように行政官の異動が行われたわけですが)ので、地方の祭りを育成する必要がなかったということになります。 大きく分解するとそのようになります。 上記の理解で、インド(藩王がムガール帝国下に存在)には祭りがあって、アメリカにはエスノグループ発祥以外のこれといった祭りがないのが説明できます。

gyrocompas
質問者

お礼

これは中国的な儒教体制の一面を指摘された重要なご意見だと思います。最近、儒教は国家体制を維持するための理論武装ではなかったかと思うようになり、儒教国家の非人間性や矛盾を暇な時に考えています。日本では、大化の改新で疑似儒教体制のようなものができましたが、武士階級の登場で破壊されました。この点、日本史は幸運でしょうか。

回答No.1

始めに挑戦は儒教国家では有りません。 儒教の調子の良いとこ取りの朱子学です。 韓国には盛大なお祭は無いようです。 朝鮮人は「恨」の思想ですから、前政権が倒れるとその政権にまつわるものを総て破壊しました。 今は日本国時代のものを破壊しています。 つまり文化が無いのです。 だから営々と続く祭りは無いのでしょうね。

gyrocompas
質問者

お礼

朱子学は儒教でないという考え方もあるのですか。 伝統文化と朝鮮半島というキーワードで考えると、ハテナ?と首をかしげてしまうことを最近になって気がつきました。 日本の各地では、芸能、工芸、など伝統を地域の人々が、一生懸命に守り育てようとする光景はよく見られますが、 韓流ブームの今日でも、日本人が関心して見入ったりするような伝統芸能も工芸も朝鮮半島では、非常に少ないようですね。

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