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降伏応力、弾性率とガラス転移の間の関係を教えてください。

kwbt96の回答

  • kwbt96
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回答No.3

#1,2の方がおっしゃっているように,特に高分子材料の物性に関しては,モノマーがどのような構造なのか,また実際の分子鎖の状態がどうなっているのかで随分違いが出ます。でもとりあえず,文献に載っていた数値は ・ナイロン6:約70MPa ・ナイロン66:約80MPa ・POM(ポリオキシメチレン←ポリアセタールの方がとおりが良いかも):約60MPa ・PC(ポリカーボネート):約62MPa これらの値は,ごく一般的な樹脂の値なので,勿論結晶化度etcでかなり変わると思います。 軟鋼とPPに関しては手元に資料が無いのですみません。 多分PPはこれらよりかなり値が下がると思います。 ちなみに,この数値は引張の場合です。 樹脂の弾性率や降伏応力(って、あんまり高分子に関して使用しない気がするのは私だけでしょうか??)は,ガラス転移温度を境に大きく変化します。 ガラス転移というのは,高分子がゴム状態(流動状態)からガラス状態(固体状態)に転移していくことです。 特に弾性率に関して,「動的粘弾性試験」という試験を行うと,温度と弾性率の関係がよく分かります。機会があれば,調べてみてください。 最後に,この質問だったら,多分ネットで調べるよりも,材料関係の文献で調べる方が早いような気も,します。あくまで「気がする」程度なので,あまり気にしないで下さい。適当な文献が側にない場合とかもあるし。

FOX315
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 私がネットで調べていった降伏応力の値とほぼ一致しました。 昨日、おとといと大学の図書館で調べたのですが、軟鋼以外の降伏応力の値は見つけることができませんでした。 高分子大事典なる分厚いものを見ても引張弾性率はあっても降伏応力がのっていないし、ほかの高分子物性とか固体力学とかのってそうな本を友人4人と片っ端から探してみても見つからなくて... ポリプロピレンとか専用にかかれている本にも載っていなかったのですから、kwbt96さんが言うように高分子に関してあまり使用しないみたいですね。 どうもありがとうございました。

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