- ベストアンサー
戦前日本の兵役事情
戦前の日本って明治初期は別として基本的に男子皆兵ですよね? その割に政治家や文化人などの歴史的な著名人が 若い頃に軍に徴兵されたという話はあまり聞かないんですが、 彼らのような高学歴者や富裕層は兵役を免除されたのですか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
確かに戦前に日本は徴兵制を敷いていましたが、国民皆兵ではありませんよ。 当時の日本国民男子は全員が徴兵試験受けましたが、その結果ごとに甲種、乙種、丙種、丁種、戊種とランクが存在しました。 平時に徴兵されるのは甲種合格者だけで、それもくじ引きで選出される極一部の人間だけです。 免役率は80%にもなっていたはずです。 そして、徴兵以外にも例えば士官学校に進んで将校になる、ですとか大学生なら予備士官制度で士官になる、ですとかのルートもあります。 ですので、政治家や文化人に徴兵経験が無くても別に不思議ではないのですよ。 ただ、徴兵も実はかなり抜け穴はあったらしく、人に言えない手段で徴兵逃れをしていた人間も確かに存在はしていたらしいですが。
その他の回答 (2)
- hazu01_01
- ベストアンサー率31% (341/1067)
徴兵令の初めの頃はいろいろな例外規定がありました。 たとえば、家長及びその継承者は徴兵免除、270円以上の金銭を納めたものは徴兵免除、病気のものは徴兵免除です。 徐々に徴兵免除などの規定が廃止・縮小され明治22年には大改正されましたが、それでも中等学校以降に志願すれば現役期間が1年に短縮されるとか、師範学校を卒業した教員は現役6週間に短縮されるとか特典がありました。 昭和2年になると兵役法が施行されるとほぼ国民皆兵が行なわれるようになります。ただし、戦時でなければ、甲種合格、乙種合格くらいしか入営とはならないでしょうね。
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
http://www.iword.co.jp/iword/s05_10.html このような話も 残っています。