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スラブ系言語で、未来でも過去でもない現在なのに完了体を使えるケースはありますか?

machirdaの回答

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  • machirda
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回答No.1

ロシア語の場合ですが、例外的に完了体を現在形のように用いることがあります。 例えば、瞬間的な動作の反復を表す際、完了体を用いて表現することがあります。例えば、プーシキンの詩に次のようなフレーズがあります。 То, как зверь, она завоет,(それはあるときは獣のように吼えるかと思うと) То заплачет, как дитя.(あるときは子供のように泣く) 通常、反復は不完了体を用いますが、この文では完了体を用いています。意味としては現在を表しています。 ことわざでは完了体の二人称単数が頻繁に用いられますが、これも普遍的なことがらについて述べているという意味では過去にも未来にも属しません。例)Что посеешь,  то пожнёшь.(蒔いたものは必ず刈る羽目になる) それから、ある人に固有な動作、避けられない動作を表す時にも完了体を用いることがあります。例)Ты всегда что-нибудь разбьёшь.(おまえはいつも何か壊すやつだ) たぶん、探せばまだあるのかもしれませんが、手元の文法書をざーっと見た限りではこのあたりが代表的なようです。

zieden
質問者

お礼

ロシア語を学ぶとほんとに未知だった世界が開けてくるように感じます! 新しい世界観がひらけてきました!

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