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うつ病と哲学について

stgsheepの回答

  • stgsheep
  • ベストアンサー率50% (7/14)
回答No.6

 私自身はうつではありませんのでちゃんとした答えにはなっていないのですが、友人に哲学好きでなおかつ鬱病で苦しんだ人がいるので、その人のことを思い出しながら、少しだけ。  世に論理療法とか認知療法といわれるものがありますが、「心理も含め広い意味で」というならば、言葉と論理によって自分自身を客観視出来るように務めていったり、対話と思考を通して自己認識を少しずつ組み直してゆく、という意味において(この場合必ずしも客観性を求めるのではなく、自分の精神状態がより安定するような自己物語を求めるということなのでしょうが)「うつ病の予防/治療方法の一環としての哲学」らしき営み、と云って云えなくもないのではないでしょうか。厳密には哲学の営みと云えるかどうかは判りませんが。  とはいえ、他に既に云っておられるかたもありますが、そもそもうつ病というのはそう言う判断力や思考力、またそれらを働かせようとする気力そのものを奪ってしまう病気ですので、こうした療法にせよ、あるいは哲学してみるにせよ、他者の導きや対話無しには有効性を持ち得ないばかりか、返って自分自身を良くない方向に追い込んだりして危険な面もあるのではないかと思います。ネガティヴなほうへ、ネガティヴな方へと考えがひとりでに転がっていってしまいますからね。  それに、もちろんご存じだとは思いますが、うつ病は必ずしも考え方や気の持ちようだけによってどうにかなる病ではなく、薬物療法等も併せて進めてゆかねばならない物質的な側面も強いことですし。  更に云えば、自分に対する客観性が欠けていて、周りに振り回されるタイプの人がうつ病になる、とは必ずしも言えません。それとは正反対のタイプの人だって、ある時突然何かの切っ掛けで発症することも多いのです。  もっとも、導き手や対話の相手がいて、それらの人々と日頃から悩みや自分自身の望みについて色々聴いてもらったり、話し合ったりする習慣をつけておくと云うことは、うつ病の予防として決して小さくない効果をもつのではないかとは思います。悩みや希望について友人や教師(あるいは心療の医師でもまあ構わないわけですが)と対話するということも「哲学」的営みに含めるのであれば、仰るとおり「哲学」は予防法としてそれなりに有効だと思います。

shift-2007
質問者

お礼

うつになる原因も様々なようですね。 哲学の有効性ががすべてに通用しないということを思いました。 ご回答ありがとうございました。

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