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俳句について

 1 大寺をつつみてわめく木の芽かな 高浜虚子  2 白ねぎの光の棒をいま刻む  意味がよくわからない俳句です。それと、1で擬人法が使われている、2で隠喩使われているらしいのですがどこですか。教えてください。  

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回答No.1

1.お寺の周りは落葉樹の森だったのでしょう。 その森が新緑の季節を迎え、枝枝に若葉が芽吹いてきたのです。 陽光が森を照らし、薫風が枝を揺らし、枝枝の先に芽吹いた新芽たちはキラキラと光を反射し、まさに自分たちの季節の到来を大空に向かって叫んでいるような感じを詠ったのだと思います。 「木の芽」を擬人化して、キラキラと揺れ動く様を「わめく」とした所に擬人法が使われています。 2.いま外の皮を剥いたばかりの長ネギは、細く真っ白で、まさに光のような棒の状態に見えたのでしょう。「その光のような棒」に見える白ねぎを刻もうとしている様子を詠ったものでしょう。 「光のような棒」という状態を表現するところを、「ような」を使わず、「光の棒」と表現した所が「隠喩法」が使われたところだと思います。 全く自信はありませんが、こんな解釈で良いのかと思います。

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質問者

お礼

なるほどって思いました。ありがとうございます。

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