電力回路の断路方法

質問

遮断機を切ってから断路器を開くとなってますが
遮断機を切っただけではダメですか？何故2段に切るのですか？

回答No.4

outerlimit · ベストアンサー

遮断機には、流れている電流を遮断できる能力があります

断路器には、流れている電流を遮断する能力はありません
しかし、構造が単純で確実に断路されます

遮断機は、動作にマグネット等の補助動力を使用するので、誤動作・誤操作による投入の危険が0ではありません

このため、遮断機で遮断後、断路機で確実に断路し、事故防止を図ります

このことは、電力を扱う者の基本中の基本です
しつこくてイヤになるくらい確認を指示されます

でも、たまに事故が起こります

十数年前ですが、友人がモータの点検のため　断路する際　魔が差したのか　隣の遮断機を遮断してしまいました　二人で何度も確認して操作したはずなのですが・・・一人は大スパークの火花を衣服の上からですが全身に浴び、3日後に亡くなりました

想像力をたくましくすることが、必要です
なんでも聞けばよい　と言う考えで
生齧りの耳学問では　大事故につながることを肝に銘じてください

お礼

大変なお叱りを頂どうも有難うございます。私も素人ではないのですが未だに経験が無い　若い頃3種に合格しただけ忘れていた世界でした。これからこの道に入るかも。宜しくお願いします。

回答No.3

tom0120

高圧回路(配電)につかわれますが・・・

回路を開く(閉じる)場合、スパークします。
しかし、高圧回路(配電)では、尋常ではありません。

スパークは、かみなりと同じくらいなので、
場合によっては、死傷事故になります。

よって、
遮断機で、スパークを防護します。または、小さくします。

遮断機で、開いてしまえば、回路は、電気は流れないので、
断路器の操作をしても、スパークしません。
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また、参考までに・・・

「閉じる」場合は
・断路器を閉じてから
・遮断機を閉じます。

その逆は、スパークにより死傷事故の危険があります。
よって、このような操作は、
「電気主任技術者」という「国家資格」を持った人が行います。

回答No.2

RC72

こんにちは。

解りやすくいえば、停電作業中に遮断機を誤って投入してしまったら大事故になります。
断路器を物理的に開放し、2次側を接地して安全対策とするわけです。

余談ですが、断路器1次側が通電状態で遮断機を入れっぱなしで断路器を開放だけはしないよう
気をつけましょう！

ご参考まで。

回答No.1

debukuro

ダブルシャット、安全のためです
両方が開いていれば一方が閉じても遮断状態を維持できる
事故が起こりにくいようにしているのです
遮断機は誤操作で閉じる可能性が高いが断路器は閉じる意志がない限り閉じられる可能性が低い