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李華の弔古戦場文
唐の文学者、李華の賦「弔古戦場文」の簡単な解説が記載されている出版物を探しております。 いわゆる「現代語訳」のような解説でも結構ですし、難解な語や表現に注がついているものでも結構です。 できれば入手しやすいか、図書館等に置いてあると思われる、一般的な本をご紹介いただければ嬉しいのですが・・・(当方は漢文には疎いものです)。 また、李華自身の経歴や、この賦の成立過程、更には日本においての受け止められ方、等々、小さなことでもお教えいただければ幸いに存じます。
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Yahoo!等の検索サイトで、調べてごらんになりましたか? 「李華 弔古戦場文」(スペースで間を区切ってください)をキーワードにして検索すると、いくつかのサイトがヒットします。 そのうちの一つ、、 http://www.geocities.jp/kazuo714/Kapitel9.htm では、 ------------------------------------ (前略)戦争というものについて、千有余年の昔、唐の詩人李華は「弔古戦場文」の中で、こんな感慨を述べている。 (引用文略) 「文章軌範」及び「古文真宝後集」に載っている文章である。右の文をわかりやすく改めてみると以下のようになる。(以下略) ------------------------------------ という記述があります。 「文章規範」「古文真宝(前集と後集に分かれる)」ともに有名な本ですから、図書館に行って漢文大系等を見たら、あると思います。 もちろん図書館へ行く前に、「文章規範」「古文真宝」をそれぞれ検索サイトで検索して、どこの出版社から出ているか確認しておいてくださいね。 (不親切かもしれませんが、自分で検索した方が、予期せぬ貴重な情報が手に入ったりしていいと思うので。)
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 YahooとGoogleで探しはしたのですが、一部の表現に言及したものしかみつからず、困っておりました。 ご指摘のページは一度見たのですが、どこに書かれているのか、肝心な場所を見落としており、パスしておりました。ご親切な引用をいただきましたので、再度探したところ、読むことができました! >「文章規範」「古文真宝」ともに有名な本 とのこと、お恥ずかしいことに全く知らなかったので、今後この線で探してみたいと思っております。 「弔古戦場文」は有名らしき上に、あまり長い詩ではないので、高校生の教科書にでも載っていないか(すると、「アンチョコ本」もあるのではないか)と思って質問いたしましたが、このように正統的な書物をご紹介いただき、恐縮しつつ、喜んでおります。
補足
後日の報告を申し上げます。 本日、明治書院の新書版「古文真宝」を購入いたしました。 http://www.amazon.co.jp/%E5%8F%A4%E6%96%87%E7%9C%9F%E5%AE%9D-%E6%98%9F%E5%B7%9D-%E6%B8%85%E5%AD%9D/dp/4625663172 漢文大系、とのことでしたから、「分厚くて、全三十巻くらいあって、ここ数年、誰も手に取ったことがなくて、表紙も頁も黄変している、一冊三万円くらいする本」を探せば良いのだなあ、と勝手に思って図書館に出向きましたが、間の抜けたことに休館日。しかし、そこで思い出したのが、検索して見つけた千円の本。数駅離れた大型書店で見つけ、内容を確認したところ、書き下し文、現代語訳、簡単な解説が順に載っている理想的な入門書でした。(「出師の表」まで入っていて嬉しい!こちらも長年理解しかねておりました。) >もちろん図書館へ行く前に、「文章規範」「古文真宝」をそれぞれ検索サイトで検索して このお言葉がなかったら決して自分では検索しなかった、したがってこの本にも辿り着けなかったと思います(なにしろ書物の性格も理解していなかったので・・・)。 ご指導いただいたおかげで、短時間のうちに様々な疑問が解決いたしました。今後は図書館の(妄想の?)本格的な図書にもあたって、ゆっくりと読み進めていきたいと存じます。 改めて深く御礼申し上げます。