李書文

質問

あの人の伝記は本当なのでしょうか？
人間は素手で、それも生涯に数10人も、それも牽制の一打ちとかで殺せるのでしょうか？
八極拳ひいては中国における伝統武術はほんまに人知を超えた何かかがあるのでしょうか？
李書文について図書館・ネットで調べがつく情報は「拳児」に毛が生えた程度のお粗末なものです。
この人は19世紀～20世紀の中国に実在した人ですから、もっといろんな事実が知れてもいいものなのに。
どなたか、李書文について詳しく情報を提供していただけるようならお願いいたします。

回答No.4

voices · ベストアンサー

書き忘れました。
李書文の資料ですが、私が『無理でしょう』って
書いたのは、
１）日本で紹介されている資料が松田○○さんが
　　書いた資料と対して変わらない事
２）その松田○○さんが書いた武術資料が中国に
　　逆輸入されている事
３）武の世界で李書文（ってより八極門が（失礼））
　　の名がそんなに広まっていない事（少なくても
　　世界広しと言えども日本程八極門の名が広まって
　　いる国はありません）
が、理由です。

回答No.3

voices

失礼しました。Sucherさんは八極門の方なんですね。

>あの人はただの牽制の一撃で胸部を～
えーこれは勁を使った牽制でそこまでの衝撃があるかって
ことですよね？前提になるのが勁を使って内臓に衝撃を
与えられるかって事ですが、可能ですよ。
で、牽制の一撃ですが、牽制も『一撃』で倒せる程の
威力が無いと、牽制の意味が有りません。
理由は、ダメージのない一撃ですと、対の先・後の先を
食らうからです。

それと、私が『多分無理でしょう』って書いたのは、
打撃の練習をするように防御（この場合身体に受けた
力の受け流し方）の練習をしているんですよ。
だから、『ド素人相手じゃ有るまいし』って
限定していますし。

ついでに、勁は何も北方の拳法のみが使う力じゃ
ありませんよ。（もっとも八極はやった事無いので
わかりませんが）
ちなみに、用語で多分双方で意味が解るであろう
単語を使ってますので、その事で深く突っ込まんで
ください。

お礼

誠実なお返事にいたみいります。当方の舌鋒にもかからわず丁寧なご返事いただけた事を本当にありがたく存じます。
「これは勁を使った牽制でそこまでの」以下
牽制についてよくわかりました。あれはマンガに描いてあっただけでなく本にも書いてましたので本当に気なってしまいました。ただの伝説ですね。正確に専門的な見地からお答えいただけました。
「打撃の練習をするように」以下
これは「打撃の練習をするのと同時に」ないし「打撃の練習における練習法と同様に」等いくつかに読めますが、どちらにせよ素人との違いがわかりました。
「ついでに、勁は」以下
勁って神秘じゃないんですね。ついそう思ってしまう。でも書文の伝記は神秘以上に誇張かもしれませんね。状況にかんがみて、なによりANo.4でおっしゃられているとおり、書文に過剰な期待をするのは間違いやとそろそろわかりました。まさか19世紀末の実在の人物について事実がゆがんでいるなんてと思ってましたが、神話は作られてしまうもんなんですかね。しかも日本限定の神話…。私中国にときどき旅行に行くんですが、今度んとき中国人自身に聞いてみます。
「失礼しました。Sucherさんは八極門の方なんですね」
いえいえとんでもない。ただの青二才の議論家です。ご専門の方にお手間をおかけしました。
松田○○て「拳児」の著者ですよね？そうですか。そんな状況なんですか。納得しました。
お答えホンマにありがとうございました。

回答No.2

hdump

まず良く考えてみましょう。当時、遺恨があれば野試合もあったでしょうし、道場であっても防具も無しで試合っていたでしょう。そのなかで事故死やＫＯは多かったでしょうね。実際、接近戦でハードな打撃を信条とする流派（と聞いています）であればそう言う事は多いと思われます。

>>「人間は素手で、それも生涯に数10人も、それも牽制の一打ちとかで殺せるのでしょうか？」

上記の理由から、素手で人を殺める事は可能でしょう。また、数十人というのは定かではありませんが、それに近い数字はあると思います。

理由としては、ショーが目的のプロレス（私はプロレス擁護派って言うかファンですが）でさえ、一人のレスラーが２人をパイルドライバーで直接ショック死させ、１人を再起不能にし自殺に追い込んでいます。短い歴史のプロレスでさえありえる内容です。

お礼

─「一人のレスラー」以下
そうなんですか。多少とも格闘技に興味あるなら大変よく耳にする話です。
……お２人ともありがとうございました。私は書文に関する情報をと求めました。数百年前の人ならあきらめてます。書文はついこないだの清末の人です。また「拳児」を超える情報をと求めています。それでも書文が霧の彼方ならそれで結構やからその証明がほしい。中国の伝統武術の真偽性そのものを答えてあれはウソばっかやと断じてくださるならなおさら結構ですから、その参考資料がほしい。

補足

「お礼」の内容を大部分削除されました。記しておくべきことと勘案されますのでもう少しお上品に書き直しましょう。
お２人ともよくお答えくださいました。それはありがたい。
たとえば「まず良く考えてみましょう」等と言われますが、無論熟考の末このような質問をしている次第でして、いまさらそう突っ込まれても困ります。
お２人ともいかにも「答え」ているようには書かれているのですが、ただ書いただけの無内容な「答え」は答えとは言えんでしょう。
ANo.１さんの「あ～多分無理でしょう」にしても、それはこちとらわかりつくしてることです。無理なら無理でその証明がほしい。相手の質問を根本から崩す気ならそれ相応の言葉を尽くすべきでしょうし、答える気がないならそう言明すべきでしょう。
他人に何かを答えること一般に通じる最低限の礼儀を心得ていただきたかった。
ありがとうございました。

回答No.1

voices

洪家拳を学んでいる者です。

>あの人の伝記は本当なのでしょうか？
>人間は素手で、それも生涯に数10人も、
>それも牽制の>一打ちとかで殺せるのでしょうか？
>八極拳ひいては中国における伝統武術はほんまに
>人知を超えた何かかがあるのでしょうか？

　多少大袈裟に言ってる所が有ると思いますが、徒手
空拳で、一撃でってのは有ると思いますよ。
単純に考えて下さい。一撃で頚椎を砕く事が
出来れば・・・って。（でも・・・相手がド素人じゃ
あるまいし、何人も一撃でできるかな？）

>李書文について図書館・ネットで調べがつく
>情報は「拳児」に毛が生えた程度のお粗末なものです。
>この人は19世紀～20世紀の中国に実在した人ですから、
>もっといろんな事実が知れてもいいものなのに。

あ～多分無理でしょう。八極門を代表する人ですから
色々尾鰭が付くでしょう。特に日本では。
同じ理由で黄飛鴻の事で色々困ってますし・・・。
（映画『酔拳』で、黄飛鴻が酔拳を使ってるからって、
本当に黄飛鴻の酔拳が、存在しているって思っている
人がいるし。さらに始末に悪い事に黄飛鴻の酔拳を
教えている人がいるし・・・）

お礼

─「同じ理由で黄飛鴻の事で」以下
そうなんですか。歴史的事実て歪んで伝わるのはどこも同じですね。どこでも困ったことがあるんですね。
─「一撃で頚椎を砕く事が出来れば」
書文の伝記を知らないんですね。あの人はただの牽制の一撃で胸部を打ったら血を吹き出して相手が死んだとかそんな話ばっかりなんです。

ありがとうございました。