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ナビゲイションシステムによる手術について
コンピューターナビゲイションシステムによる外科手術というのがあるそうですが、どのようなシステムなのか、普及の度合い、どのような手術に有効なのか、メリット・デメリット、リスク等について教えて下さい。
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質問者が選んだベストアンサー
三次元CTで、病変部の立体画像を取得します。 患者の体とCT画像を一致させるため、金属部品などでマーカーを設け、同時に撮影します。撮影画像から、手術部位を決め、アプローチする経路を設計し手術サポートコンピューターに登録します。 手術が始まると、プローブと呼ぶペンを使って、CT画像に対応する組織を探します。私が知る限り、実験段階です。精度と事前準備の煩雑さがあり、普及以前に、まだ研究開発が必要です。 メリットは、非熟練者による手術の成功率向上、誤処置の回避が上げられます。
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- orthopaedist
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整形外科領域では、人工関節、脊椎手術が主です。 骨相手なので、座標軸が取りやすいからでしょう。 メリットは、手術の精度(出来上がり)が上がるといわれています。 デメリットは、手術の内容によっては、従来法より時間がかかることもあるようです。
お礼
ご回答を有難うございました。さらに少し知識が増えました。大いに参考にさせていただきます。
- kazusone
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私がこの分野を担当していたのは数年前ですし、臨床医療ではありませんでした。申し訳ないのですが、最新の事情は知りません。 当時の関係先は脳外科を狙っていたようです。先ほど検索しましたら、心臓、肝臓、関節、耳鼻咽喉への研究も進んでいるようですね。 マーカーは金属の小球(1mm程度)で、CTに写るものです。患部を囲む皮膚に貼り付けます。埋め込みは座標特定の役に立たないので内容に思います。造影剤は使うと参考になるかもしれません。血管付近で警告できるようにシステムを組むことが出来ますから。 事前準備は医療技師の仕事が多いと思います。患者はCT台に寝て、おとなしくしていれば終わると思います。 紹介ですが、守秘義務の問題があるのでお教えできません。 興味のある症例名と、ナビゲーションシステム、コンピュータアシストなどで検索すると研究資料が見つかると思いますので、発表者に問い合わせてはいかがでしょうか?
お礼
早速ご回答を賜り有難うございました。大変に参考になりました。心から御礼申し上げます。ご教示に従いインターネットでも調べてみることにいたします。
補足
早速のご回答有難うございました。下記について補足していただきたく、よろしくお願いいたします。 1.どのような部位の手術に利用されることが多いのか。 2.マーカーとはどの程度の大きさの金属部品か、患者の体内に埋め込 まれるのか。 3.事前準備の煩雑さとは、特に患者への負担は。 4.国内でこの手術の経験を蓄積している医療機関あるいは医師をご存 知ですか。 以上、重ねてお手数をおかけいたしますが、よろしくご教示下さい。