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情報処理技術者の論文系資格は仕事に役立つか

情報処理技術者の論文系資格に関して、勉強したことが仕事へ役立つかについてお聞きします。 基本情報やソフ開などは、会社で必須ということもあり取得して、システム開発の基本を養う上では意義があったと考えています。 しかし、アプリケーションエンジニアやシステム管理以降の論文系資格を、休日などの仕事以外の時間も使って取得することの意義を見出せないでいます。 午前・午後Iは常識を問うものですから、割り切れますし、時間も多くかからないと思います。 肝心な論文について、それ相応の時間をかけること思いますが、貴重な休日をつかって試験対策のテクニックを身につけたは良いが仕事に役立たなくては意義はないと考えています。 合格者もしくは勉強中の方で、論文勉強が仕事に役立った事例を教えていただけないでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • amanita
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回答No.3

#2です。 > 例えば、暗記はもちろんのこと、 論文に暗記はほとんど必要ないですよ。 視座の高さが身についていれば、ほとんど勉強しなくても合格論文が書けます。 > 論文においては、実際の実務ではこの論旨では現実的にありえないことも、試験としては合格点がもらえるなどです。 申し訳ありません、現実にありえない論文を書いて合格した例は存じ上げません。 現実には複雑な状況だったのを、論文に書きやすいように単純化して書いて合格した例は 数多く存じておりますが。 > 例えば、あの仕事は論文での経験がなければクリアすることが出来なかったとか、仕事の決裁が通りやすくなったとかです。 明確に「実務で役立った」と感じられる局面はありませんでしたねぇ。 強いて言えば、以下のような点でしょうか。 (1)トラブルを回避するのが上手になった  PMの視点、経営の視点を意識することによって、将来問題になりそうな芽を早めに見つけ  摘み取るのがうまくなったように感じます。 (2)上位者と話をする際に精神的な余裕をもつことができるようになった  相手と同じ、場合によっては相手より高い視座に立っているという自負を持つことで  精神的に優位に立つことができるようになりました。 (3)後輩・部下の説得がうまくなった  現場の論理でいろいろとだだをこねる後輩を、もっと大局的な観点から説得するのって、  論文をぶっつけ本番で書くのと似ていなくもありません。  

bakumousou
質問者

お礼

十分満足の行く回答でした。 回答の3点から、私見ですが十分実務で現場で役に立っていると考えます。まさに、私の身に付けたい目標と一致しています。 結論として、論文系資格は実務・現場に対してメリットが十分にあることから勉強することにしました。 ただし、実務・現場を第一に重視したいので、過去の論文などで観点を磨きつつ、日々の仕事で振り返ることから始めたいと思います。 試験集中対策などは、原則せず、仕事の切れ間など比較的余裕があれば考えることにします。 資格はその結果得られるもので、目的ではないようにします。 目的は、回答のような効果が得られることです。 ありがとうございました。 *少なくとも、私のつまらない意見に対して、amanitaさんが丁寧に論理的に回答していただいたのは、論文試験に魅力を感じるきっかけになりました。

その他の回答 (2)

  • amanita
  • ベストアンサー率41% (59/141)
回答No.2

論文系6区分すべて取得済の、No.1さんのおっしゃるところの 「情報処理試験の資格取得マニア」に該当すると思われる者です。(笑) 試験主催者が考えているであろう試験の意義は、No.1さんのおっしゃっている とおりだと思います。 実務で経験をつみ、そのままの状態で試験を受験し、合格によって能力が認定される。 能力認定試験である情報処理技術者試験の本来のあるべき姿だと思います。 しかしながら、私は、もう少し背伸びをした形で試験を活用してもいいのでは・・・ と考えています。 論文系の試験は、「スキル標準」に定義された人物像にふさわしい視点を備えて いるかを見るものです。 自分の現在の職務内容がその人物像に一致していなくても、将来そういった職務を 行うことはありえるだろうし、そうでなくてもそういった視点を養うことは決して マイナスにはならないと思います。 例えば、下流工程のSEは自分の守備範囲のみの視点を持っていればよいわけではなく 工程全体を見渡せたほうが良い仕事ができると思いますし、 SEだからといって、プロジェクト運営の視点(PM論文の視点)でシステムを見る、 経営の視点(AN論文の視点)でシステムを見る、 リスク管理の視点(AU論文?の視点)でシステムを見る、 といったことをしなくてよいわけではありません。 質問者様のおっしゃる「試験対策のテクニック」というのが、どういったものを 指しているのはわかりませんが、 「人物像の理解」「上位者・他者の視点を身に着けること」ということであれば、 長い目で見ればきっと役に立つと思います。 私は他の回答にも書いていますが、実務で「自分が試験区分の人物なら・・・」と考えることで 試験対策をしました。↓ http://okwave.jp/qa1734911.html 逆に、「自分の職場に経営の視点が乏しいじゃないか」→AN受験 「自分の職場にリスク管理の視点が乏しいじゃないか」→AU受験 というふうに、自分に、あるいは自分の職場に欠けていると感じているものを 身に着けようということが、受験の動機になっています。 ご質問者様も自分の先輩や上司や折衝相手がどのような視点で仕事に取り組んでいるのか、 多少は考えながら仕事をされていると思いますが、 それを日ごろからもう少し強く意識されることがなによりの 論文の「試験対策のテクニック」にですし それが先々、いろいろなところで役立つと思います。 ※No.1様  一部No.1さんの書かれたことと逆のことを書いているように見えるかもしれませんが  決してNo.1さんのおっしゃることを否定しているものではありません。  むしろ、肯定し、その内容を推し進めて書いているものとご理解ください。

bakumousou
質問者

お礼

長文のご回答ありがとうございます。 開発の本質である観点、大局的なものの見方、考え方を身に付けられる、もしくは、そういう観点の論文でなければ合格しないのは理解できました。 私の言っている、試験対策のテクニックとは、実務で役立つ可能性の低い事柄を言っています。 例えば、暗記はもちろんのこと、論文においては、実際の実務ではこの論旨では現実的にありえないことも、試験としては合格点がもらえるなどです。 そして、そういうものの考え方が、長い目でみても、どのように具体的に役に立ったのかを知りたいと考えています。 例えば、あの仕事は論文での経験がなければクリアすることが出来なかったとか、仕事の決裁が通りやすくなったとかです。

回答No.1

「論文系」のシステム監査技術者に合格した者です。 事例をお答えする回答ではありませんが、私の結論は、 仕事に役立つかといえば、役には立たない、というものです。 論文系の試験は、むしろ自分がもっている経験やスキルに ついて、公的なお墨付きをもらうという性格のものだと ご理解ください。 以前、他の方のご質問でも申し上げましたが、情報処理技術者 試験は、実は「実務経験者にやさしい」試験なのです。 特に午後の論文問は明確に自分の実務経験に基づいて記述する ようにという指示が出たりします。 私の場合は、監査で実務をつむ中で、自分のスキルについて お墨付きがほしいという思いで取得しましたが、論文問に ついてはほとんど試験勉強はせず、本番一発勝負で自分の 経験にもとづいて文章をまとめ、一発合格しました。 bakumousouさんも今後実務経験・スキルをつんでいかれて、 例えばアプリケーションエンジニアとして十分なスキルを 備えたと自覚された時点で受験されたらどうでしょうか。 情報処理試験の資格取得マニアになる必要はないと思います。

bakumousou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 なるほど、実務が備わっていれば合格できるのですね。 今後、資格が取りたいと思ったときに、これまでのシステム開発経験を総括する目的で受けるのもあるかなと思いました。 開発に没頭してしまうと、プロジェクト完了報告などの仕事的な義務がない限り総括することがないのでそういう機会と捉えることにします。

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