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リースのメリット
「現行の制度では、企業はリースした機械・設備を貸借対照表(バランスシート)に計上せず、リース料を費用として決算に計上しており、リース料が税務上、損金として認められるうえ、企業は機械・設備を直接購入し、減価償却しなくてすむ利点があった」と聞きましたが、後半部分の意味がよく分かりません。 「企業は(リース期間終了後に)機械・設備を直接購入し、減価償却しなくてすむ」とは具体的にどういった点でメリットになるのでしょうか?
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まず、資産が膨らまないですみます。 これは経営指標として資産いくらに対して利益がいくらって言う対資産のの利益率みたいなやつが減らせます。(ROAだったかな?)だから航空会社なんかはリースになっていますね。 また、直接購入しないでいいってことは例えば銀行からの借入れ枠が1億までだった場合に、1億円借りて直接購入したらもう銀行から借りれなくなるけどリースで1億のもの買ったら銀行の借入れ枠は使ってないから資金に余裕ができます。(だからファイナンス(金融)リースってゆうんです)
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- pierre_1999
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ファイナンスリースのことですね。 リースを採用するメリットは、経費として落とすことができること。 固定資産とすることによって生ずる様々な諸手続きが不要となること。 などです。 ※但し、ファイナンスリースの話で、オペレーションリースは損金算入 できないはずなので注意必要。 「機械・設備を直接購入し、減価償却しなくてすむ」とは、 固定資産として計上し、期末毎に会計士さんとともに実査を行い、また減価償却計算をし、固定資産税を払うといった手続きが一切不要となるということです。 期間終了後のことを言っているのではありません。 リース期間終了後は、再リースするか、返却となります。 原則禁止ですが、再リース料1回分を超える料金での買取りも選択できる場合もあります。 貸借対照表に計上しなくてもよいと記載されていますが、実際は3,000千円 以上の価格のリース物件は記入が必要です。
- kensaku
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高額な機器を購入した場合、その年の経費として一括で処理することができません。つまり「2000万円で買ったから、本当は1500万円の利益があるんだけど、今年は赤字」ということが通用しないのです。 機器によって耐用年数が決められており、それが5年であれば、毎年400万円ずつ、5年間に分割して経費にしなさい、ということです。 お金は一度に出たのに、それを経費にできないと非常に苦しいですよね。 そのため、リースにすることによって、毎月の経費として処理できるのは、会社にとってありがたいことなのです。 また、リース期間終了後に、その中古機械を買い取ることもできるわけで、その場合は、費用を払い済んでいますから、格安になりますね。
補足
お返事ありがとうございます。 >リースにすることによって、毎月の経費として処理できるのは、会社にとってありがたいことなのです。 というのは、一度に大金を支出しなくて済むから、資金繰りの面でありがたいということなのでしょうか? もしそうだとしたら、分割払いと比べてどのようなメリットがあるのでしょうか?