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水酸化物の違いとは?
金属イオン水溶液とOH-水溶液を反応させて生じた沈殿(水酸化物)。これにさらに塩基性の水溶液を入れると沈殿が溶けてしまう、というのを学校で習いました。そのとき、「過剰にNH3+を加えると溶けてしまうもの(CuやAg)」と「過剰にNaOH+を加えると溶けてしまうもの(Pbや Al)」と「どちらでも溶けるもの(Zn)」があると習いました。 そこで疑問なのですが、これらの金属は何故それぞれ「NH3にのみ」だとか「NaOHにのみ」とかいう条件があるのでしょうか。金属イオンのそれぞれの特性に関係するものなのでしょうか?
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>金属イオンのそれぞれの特性に関係するものなのでしょうか? その通りです。 過剰のNH3に溶けるものはNH3と錯イオンを形成します。 (Cu(NH3)4^2+、Ag(NH3)2^+など) 過剰のNaOHに溶けるものはOH-と錯イオンを形成します。この場合は両性元素と言われます。 (Al(OH)4^3-=AlO2^-など) ZnはNH3ともOH-とも錯イオンを形成します。なのでどちらでも溶けます。
お礼
なるほど錯イオンですか!大事なものを忘れていました(^^; 丁寧なご回答、ありがとうございました!