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日本昔話のおじいさん、おばあさんについて
日本昔話に出てくるおじいさん、おばあさんはなぜ子供がいないのか知っている人、いましたら教えてください。
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物によっては息子(娘)が登場する話も有ります。 大半の物語ではお話として不要だったからでは無いですか? 老夫婦は基本的に『無欲』の象徴です。だから何かいい事がある…。 例えば『桃太郎』等は、この夫婦の家庭に若者が居た場合、若者の立場、描き方からすると桃太郎の存在意義が『子供の変わりにかわいがる』と言う物から『不可思議な存在、居てもいなくてもよい。また、未来や生活に向上を求める若者ならばこの不思議な物を何がしか自分たちの為に役立てようとして無垢な物語では無くなってしまう』と言う方向に流れてしまうでしょう。 逆に、『竹取物語』は、無欲な老夫婦が娘が機を織っている姿を『見たい』と言う、若者にありがちな欲望に負けて不幸を招いています。 物語が、『善人たる登場人物の善意が、思いもかけぬ自らの幸せに繋がる』と言う方向へ持ってゆきたいとき、やはり未来の有る、有る意味で『生きる事に貪欲な若者』よりは、もう『人生も終わりに近づき無欲な年寄り』の方が適当でしょう。 また、『はなさかじいさん』『舌切り雀』等には主人公に対してのアンチテーゼで強欲な年寄りが出てきますが、これらの物語の類もはっきりと善なる老主人公に対しての悪役として描かれています。実際の価値観からして、『善たる年寄り』に対して悪意を持ち、攻撃すると言った事は若者に担わせる役柄としては『モラルが低下する』事を無意識で恐れたのではないかと思います。 つまり、『無欲な年寄りが自らの善人振りによって良い思いをする』と言う物語には『若者(成人した子供)は登場させずらいのでしょう。 これらの物語の範疇に含まれない物には『若者』が多く出てきています。 しかしながら『若者』と『年寄り』は価値観など違う為に『若者』が主人公の場合、話に深く絡ませる事は難しいでしょう。だから『若者と年寄り』はあまり物語で同居できません。 これに含まれない物としては『養老の滝』『姥捨て山』等の、『親孝行物』になります。 飽く迄も推測なので確証は有りませんが。 また、ご質問がテレビの『まんが日本昔ばなし』に関する物であるならば、やはり上記の理由で『原作がそうであるから』と言ったことだと思われます。 飽く迄も原作によってです。『舌切り雀』や『姥捨て山』等も作品化されていますから。
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昔は子どもがたくさん産まれることが、(貧乏であっても)幸せだったのでは? 老齢になって跡継ぎのいない家は不幸の象徴として見られていたのでないですか。
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- kanakyu-
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こんにちは 子供はそこそこ若くて、里に下りていった、都に行ったとか・・・ 結婚して所帯を別に持ってる(核家族)とか・・ 子供も本当はいるけど物語にかかわらないだけ、とか・・ どうでしょうか
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