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ルイス酸の定義

tyukonの回答

  • tyukon
  • ベストアンサー率17% (3/17)
回答No.3

某大学の化学科の大学院生修士2年です。 ルイス酸、ルイス塩基の定義は、相手によって決まるものですよ。 >そのほかに、たとえばHClもルイス酸の定義にあてはまりますが、ここでちょっと疑問です HClはH-Cl結合に極性があって、H+という空軌道のある物質になり得るため「ルイス酸」 ということ、なのでしょうか? これはあっています。+Hが電子を受け取るのでルイス酸にあてはまりますが、あくまで反応する相手がいるからこそです。 >また、EtOHもルイス酸でも塩基でもある、という記述がありました。 (ルイス塩基であることは納得いきます) これはOHのHが共有電子対を受け取るためだという理屈かなーと思うのですが、 でも例えばH20などのルイス塩基とはあまり反応しないですよね、、 「ルイス酸」というのは相手によって決まるものではないのですか? これもやはり相手しだいです。水酸化ナトリウムとの反応でナトリウムエトキシドが生成するとき、EtOHはルイス酸です。 また、エタノールは酸素原子にローンペアがありますので、ルイス酸があればルイス塩基として働きます。 ちなみに反結合性軌道はここでは関係ありません。

stabilo555
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! ナルホド。とてもスッキリしました。相手によって決まる、と考えてよいのですね。 色々考えてたらもうきりがなくなってしまって、笑、だいぶ迷い込んでいたのでした。 おかげさまで抜け出しました、ありがとうございました!

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