• ベストアンサー

ホワイトカラー・エグゼンプション導入の趣旨は?

slotter-santaの回答

回答No.2

確かに残業不払いを合法化する・・・という考え方はあると思いますし、この制度の最大の欠点ですが、仮にそういった使用者に都合がいい制度となったとしても、「金になる」労働者はそれほど困らないものと思われます。というのは労働条件が悪くなれば転職すれば済むからです。 では、何で導入を求めるかと言えば一番のポイントは「労務管理が楽になる」ということではないかと思います。 というのも一般的には成果と賃金というのは通常でもリンクさせていると思いますが、労働時間という枠をはめた場合に労働基準法に基づいた取扱をしなければならなくなります。そうなると「本来払いたい給与と実際」が乖離することになるわけです。 勿論、もう一つの本音としては総人件費の抑制ということには変わりありませんが、これについても残業により想定外の出費が出るのが防げるという点で説明できるかと思われます。勿論、前述のとおり、労働者側にとってこれは「総人件費の抑制」であり、何のメリットもあるとは思えません。結局普通の大多数の「普通の」労働者が困る制度であり、本質的にはいかなる理屈があろうと「使用者>労働者」であるということを全く配慮していない非常に問題のある制度であると考えられます。

関連するQ&A

  • ホワイトカラー・エグゼンプションと労働者の権利

    マスコミで、ホワイトカラー・エグゼンプションが話題になっていますが、この制度が実施されたと仮定したときの質問です。 もし、正社員の評価を、その制度+成果主義で行うことにして、「AとBとCを完了したら給料は満額ね、1つできない場合は、1/3だけ給与を減らす(「どんなにサービス残業しても完了しろ!」という命令はこれと同様な意味だと思います)」なんて、ほんとに正社員でありながらも、例えば請負のフリー・プログラマのような立場なるのでは?という想像ができます。 で、そうしたとき、A,B,Cの仕事内容を見て、以下のような対応をできるような気がしますよね? 1)Aはやばめで、労働に比較して報酬がB,Cと比較して半分なので「私はやりません」と拒否。 2)今月は所用があって忙しいので、割り当てられたBの仕事を拒否します。給料は1/3だけ減ってもいいです。 3)無理矢理頼まれてAをやると言いましたが、やはり難しくて完了できそうにありませんから、途中放棄します。給料の1/3は諦めます。 4)Aの仕事に要求された品質を私はこれ以上やっても出せませんので、60%の評価でいいので完了したことにいたします。 経営者・上司とか派遣先の指揮命令権と労働者の選択権?の衝突になりそうな気がしました。そして、考えてみれば労働の実態としては「正社員」というより実態はリスク覚悟の「請負業者」的立場で、報酬に対する仕事の内容と分量とを選べない分だけ請負よりも不利なのかと思います。 仮に、制度が実施された場合、1~4の対応は正当な行為になるのでしょうか?また、上記以外に、予想される問題点ってどんなのがありますでしょうか?

  • ホワイトカラー・エグゼンプションについて

    年収900万円以上の人が該当するとニュースでみました。わが家は900万円は超えています。でも基本給より残業代の方が多い状態で残業代がなくなると900万円なんて超えません。この場合でも残業代ゼロに該当するのでしょうか。

  • 労働基準法について、会社の面接のとき、うちは残業がないですよ6時間ぐら

    労働基準法について、会社の面接のとき、うちは残業がないですよ6時間ぐらいです。 と言いながらも、実際には自主的に一日1時間ぐらいは残業している方が多くて、残業手当も(正社員、パート、アルバイト)かかわらず、支払っていません。 当然労働基準局には、基本的な時間数しか提出していないようです。 挙句の果てに、正社員は、(時間多く働かないと評価しなかったためだと思いますなぜなら、正当な理由がなくまたどのようにしたら給料上がる、また下がる。を具体的に説明していない、また説明しない。評価表も見せない)給料1割かっとされました。 そんな時間で終わらないだろうと思う仕事を短い時間数で支払っています。1時間かかる仕事を、15分しか支給しない。 年商何百億従業員数約1000以上の企業です。 なぜこのような企業が、労働基準局から指導を受けないか不思議です? だれも、告発しないから? 納得がいきません。正当に残業手当を支給すべきです。 皆さんの企業もそんな曖昧な給料体系ですか? また、労働基準法に違反している企業は多くあると思いますが、 どうすればこのような企業がなくなると思いますか?

  • 労働監督署からの是正勧告

    印刷会社に勤めるものですが、残業手当などの不払いで何度か会社は是正勧告を受けていますが、そのたびにその時だけ是正している振りをし嘘の申告をしています。労働監督署へ匿名で証拠書類を発送してますが監督署も甘いです。 いまだに正当な残業代は支払われません。どのように対処すれば良いでしょうか

  • ホワイトカラー・エグゼンプションの適用範囲について

    今よく話題に上がる、ホワイトカラー・エグゼンプションについて 教えて頂きたいのですが、厚労省では対象条件として以下の4項目を 挙げていますよね? <1>労働時間の長さで成果を評価できない職種 <2>重要な権限や責任を相当程度伴う地位にある <3>業務の手段、時間配分について、経営側から具体的な指示を受けない <4>年収が相当程度高い そこで教えて頂きたいのですが、対象とされるのは ・上記4項目の内、一つでも当てはまる者 ・上記4項目全てを満たす者 のどちらなんでしょう? 私としては「一つでも当てはまる」という事になれば、殆どの労働者が 対象になってしまうのでは?と心配です。 まだ法案提出もされていないものについて質問するのもどうかと思い ますが、情報をお持ちの方は教えて頂ければと思います。 宜しくお願い致します。 ちなみに私はこの制度には大反対です。

  • サービス残業代について

    今日新聞で ”サービス残業 不払い賃金が半年で72億円”というの知りびっくりしました。実は私は以前開発系の企業に在職していた時に、月次の勤務時間が平均250時間で総務に残業代を申請した所、給与は年俸制なので残業代は支給されない契約になっていると言われました。契約時には全くそんな事は聞いていなくその時はしぶしぶ我慢しましたが、私の場合でも労働基準監督署に通報すれば不払い賃金が支給されるのでしょうか?前の会社は経済的に厳しく、社員全員の不払い賃金を払う事になれば倒産確実ですが、その場合はどうなるのでしょうか?

  • サービス残業って当たりまえ?

    サービス残業についてです。 私は入社一年目で、労働時間は、 規定の労働時間 : 8:30~17:10(お昼休み1:00、実働7:40) 実際の労働時間 : 8:00~20:00(遅ければ21:00頃) しかし、残業代は出ません。その理由は、規定集に 「着替え、片付け、書類の整理などは業務外である」と記されているからです。 そのせいで、正規のの業務さえも残業代はでない風習が出来上がってしまっています。 入社の際は、知名度のある上場企業であることだけでなく、 優良企業としても名が知れていたために選んだのですが、 入ってみたらこんなもんでした。 残業代が出ない以上、私には「自分の仕事を早く覚え、定時に帰る」しか思いつきません。 みなさんの現状やアドバイスを教えてください。

  • なぜ日本の労働基準法ってザル法???

    日本には労働基準法という法律がありますが、大手から、中小企業まで、労働基準法を守っている会社は少ないと思います。有給の取得について、残業代・休日出勤代の支払いについて、長時間労働など、目の余る会社のところが多いでしょう。 また、労働基準監督署もあまり機能しているとはいえないでしょう。 なぜ、日本は、本音と建て前の、現状のような状況になっているのでしょうか?

  • 労働時間の問題

    世界的に日本の労働時間は長く、欧州の特にフランスでは35時間労働とかありますが、 なかなか日本にはこういう労働時間短縮を訴える政治家や政党がないです。 労働問題に厳しい共産党ですらサービス残業やブラック企業ばかりで、抜本的に法廷労働時間を減らそうとは聞きません。 もっと 『働くために活きる』 から、『活きるために働く』 社会を大々的に主張すれば票にもなるしもっとこういう主張をする政治家がなぜ現れないのか不思議です。 それほど今の労働環境が社会に染まっているのでしょうか。

  • ブラック企業調査をして…

    厚生労働省がブラック企業対策として5111の企業を調査した結果、全体の82%に当たる4189企業・事業所で長時間労働や残業代不払いなどの法令違反があった というニュースがありましたが…結局見つけてどうしたんですか? 調査はしました、はい終わり? それともちゃんとした対策の見通しを発表したのでしょうか?(意気込みを見せた!とかいう内容ではなく) 厚生省の行政機関であるハローワークのいい加減さにしても 、知人はヤのつく職業に紹介され、苦情を言っても「企業の内情までは知りませんから」で終了 もっと目に見える対策を講じて欲しいです。