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ウラスギとは?
ウラスギとオモテスギは、どこが違うのでしょうか? 具体的にお教えてください。
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- yyyyuko
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回答No.1
こんばんは。一応、林業関係の仕事をしている者です。 参考にされてください。 簡潔に申しますと、樹の形状が違います。 ウラスギは降雪に耐えられる形状、オモテスギはそうではありません。 本州中部の脊梁山脈を境にして、太平洋側の雪の少ない地方のものがオモテスギ(ヤナセスギ、ヨシノスギ等)、日本海側の多雪地帯のものをウラスギ(アキタスギ等)と言います。 ウラスギの形状的特徴は、針葉は少し湾曲し、開出角度が狭い。下枝は下垂し、伏条により幹になって、枯れ上がらない。そして樹冠の先端は高齢になるまで尖ります。 一方、オモテスギは、針葉はほぼ直線状で開出角度は広い。下枝は下垂せず、枯れ上がりやすい。樹冠の先端は幼齢から鈍形になります。 ことばだけの説明では、うまくお伝えできたわかりませんが、ウラスギは雪が降っても、枝や幹が折れないような形状をすることで、自然淘汰のうち、生存してきたといえます。
お礼
ありがとうございました。 針葉の葉が、内側に湾曲するのがウラスギで、オモテスギは開いているという特徴はよくわかりました。 樹冠の先端が尖るか、鈍形かというのもわかりやすいですね。
補足
Q1:ウラスギとオモテスギの写真のあるサイトはないでしょうか? Q2:いわゆる芦生杉はウラスギですか? 芦生杉といわれている樹でも葉が開いているものがありますが、オモテスギなのですか?