• ベストアンサー

武家の借り入れ

武士が町人から金を借りてるのは頼母子講や藩からの借入枠では足らない多額借り入れの人なんですか?

  • 歴史
  • 回答数1
  • ありがとう数1

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Pinhole-09
  • ベストアンサー率46% (597/1294)
回答No.1

江戸幕府は武士の無尽講への参加は、賭博性の無い普通の頼母子講でも禁じていました。   もっとも金策として簡単な無尽講への参加は、大名から旗本の家来に至るまで、こっそり行われていました。  商人も含めた無尽講に参加したことも一因になり、改易になった大名もあります。 旗本、御家人の困窮振りに幕府は、しばしば恩貸、賜金などを行っていました。   それでも足りず、先の知行米、蔵米を担保に札差から借金せざるを得ませんでした。    寛政元年老中は惣札差を集め、旗本、御家人への貸し金が永年の取引になり、利足(利息)を重く取り立て利潤をあげ贅沢な暮らしをし、その上用達の旗本、御家人にたいし失礼な振る舞い言語同断、厳しいお咎めあるべきだが、この度は格別の御憐憫を持ち赦して遣わす。  と申し渡した。 その代わり今後の利足を下げ、さらに旧来の貸し金は帳消しにする徳政を命じました。 一般の藩では幕府のような援助どころか、上士に対してはは知行借り上げという減給をし、下士でも同率または多少減らした減給をするところが多く、大名を始めとして札差から借金せざるを得ませんでした。 大名では札差と掛け合って、借金を棒引きにしてもらう所もありました。  後日その札差が幕府から咎めを受けたとき、その大名のお陰で助かったという話もあります。

mersess
質問者

お礼

頼母子講は表向きご法度ですか、どうもありがとうございました。参考にします。

関連するQ&A

  • 武家の習い事

    武士の習い事(刀、鉄砲、弓など)にはお金がいったそうですが家禄の少ない武家で月謝が出せない武士は習い事は出来なかったのですか?それとも基本的なものは藩が只で教えることもやってたのですか?

  • 明治維新や戊辰戦争のときの町人って

    勤皇や佐幕とか明治維新や戊辰戦争というのは武士が行ったものですが。 歴史で習うこと、テレビでとりあげられることは武士や士族のことばかりです。 そのときの町人はどうしていたのですか。 戊辰戦争に参加したのは武士だけですか。町人も参加したのですか。勤皇方は長州は奇兵隊に町人もいたそうですが、他の藩から参加したのは武士だけでしょうか。 また、維新後、新政府に登用されたのは薩長ほか勤皇藩の士族だけですか、町人も登用されたのですか。 佐幕方も会津、白河、長岡とかで戦場になったのですが、戦ったのは武士だけですか、町民は農村避難していたのですか。それとも攻めてきた官軍は規律よく町人には略奪とかしなかったのですか。 また、維新後の佐幕藩出身者は士族も町人も冷遇されたですか。 会津の町人も長州を憎んでたんでしょうか。

  • 武家のお仕着せについて

    武士が藩から年二回もらうお仕着せって肩衣と袴ですか?全員支給だと物入りですね?

  • 遠山金四郎は可能か?

    くだらない質問として笑ってください。 TV時代劇好きです。 で、劇中で遠山の金さんは町人姿の時と奉行姿ではヘアスタイル(?)が違います。 もちろん、かつらの付け替えですが、さて、実際にはそのようなことは可能なのでしょうか? 武士と町人の髪の毛の結い方の違い、町人の方が左右、後方ともゆったりと膨らんでいる様子。 ならば武士風に結い直すと髪の毛が長すぎ、余ってくる毛もあるのではと。 逆に武士のちょんまげから町人結いも長さが足りず不可能でしょうね。 これじゃ、質問にならないか・・・。

  • 借入について

    いとこが消費者金融でお金を借りようと思ったら「融資枠がない」と言われたそうです。 他社で1件35万位借入、年収の3分の1は60万位になるみたいなのですが、なぜ借りれなかったのかわかる方いらっしゃいますか?(銀行のカードローンが少しあるみたいです)

  • 武家の出身

    自分は武家の家柄だとか、 先祖が武士だったと言って 自慢気な人がたまに居ますよね。 でも武士って人殺しですよ。 武士道とか精神的に素晴らしい ところは分かりますが、それでも 人殺しは人殺しですし。 「武家の出身」イコール「人殺しの 家系」と見ることも出来ると思い ますが、そうならないのは何故 なのでしょうか? 教えて下さい。

  • 「武士」と「武家」の使い分け。

    深く考えずに「武士」を主に使っています。 「武家」とするのは、武家諸法度、武家屋敷、武家政権、武家地(町人地に対して)、武家物くらいです。 山川出版社の教科書『詳説日本史』の近世の説明では、圧倒的に「武士」が多いです。 「武士」と「武家」の使い分けを教えてください。 歴史用語としての決まりはあるのですか。 上記教科書の「武士」「武家」の使用例を参考までに。 1.1683(天和3)年に,綱吉の代がわりの武家諸法度がだされ,その第一条は「文武忠孝を励し,礼儀を正すべきこと」に改められた。これは武士にそれまでの「弓馬の道」の武道にかわって,主君に対する忠と父祖に対する孝,それに礼儀による秩序をまず第一に要求したものであった。 2.近世社会は,身分の秩序を基礎に成り立っていた。武士は政治や軍事を独占し,苗字・帯刀のほかさまざまの特権を待つ支配身分で,将軍を頂点に大名・旗本・御家人などで構成され、主人への忠誠や上下の別がきびしく強制された。天皇家や公家,上層の僧侶・神職らも武士と並ぶ支配身分である。 3.近松は京都近くの武士の出身であったが、(略) 4.幕府は儒学による武士の教育を奨励したが、(略) 5.民間でも、武士・学者・町人によって私塾が開かれ、(略) 6.安藤昌益は『自然真営道』を著わして、万人がみずから耕作して生活する自然の世を理想とし、武士が農民から収奪する社会や身分社会を否定し、封建制を批判した。 よろしくお願いします。

  • 「新撰組」についてのなぞ

    そもそも新撰組の武士(?)たちは、元々どこの藩の城主の家臣だったんでしょうか? ストーリー上では恐らく除名された浪士なのか、それか町人か脱藩した方々の「寄せ集め」と思いますが本当のところどうなんでしょうか? 出自など、元所属処などが気になるところです。

  • 借り入れについて

    60歳を過ぎてからクレジットの借り入れ枠を増やすことは可能でしょうか、

  • 短期借入について

    家族でやっている小さな不動産会社です。 会社に社長や株主、家族が金を貸し付けます。会社から見ると短期借り入れになります。これについての質問です。 1.短期借り入れで金銭貸借契約は必要ですか。ないと返却してもらうことに支障は出ますか。 2.社長が架空(現金)で貸して、その金を現金で引き出すことも可能ですか。それがわかった場合、なん  の罪になりますか。 3.社長が勝手に税理士に言って、会社から1000万の短期借入金を自分に戻しています。多額な金額  の返却の場合は、取締役に相談する、了解を取らなくてもいいのでしょうか。家族はそれ以上の金を  貸していて、返却されていません。 4.もしそれが何らかの罪の場合、税理士にも罪がありますか。 5.短期借入についてはどのような法律でしょうか。 よろしくお願いします。