株取引をやることに躊躇をおぼえるのですが。。。

質問

こんにちは。お聞きしたいことがあります。

株取引をやろうと考えています。
ただ、どうも躊躇をおぼえてしまいます。
株でもうけても、それでいいのかと悩んでしまうのです。

自分の手で汗水流して稼いでいるとはいえない感じがしますし、
自分が儲けた反面、損をする人がいる訳で、なんとなく
申し訳ない気がします。

そこで、
次のように考えているのですが、どうでしょうか？
すなわち、自分の株を高く買ってくれた人は、その人にとり
必要だから高く買ったわけで（例えば企業買収等の手段として）、その人のために役に立っているのである。だから、高く売れたからといって何も悩む必要はない。

また、仮にその人がそういう意図とかなく損をしたからといって
自己責任である。（ただ、この理由は、どうもすっきりしません。。）

株取引は、できるだけ精度の高い情報を元に入念に準備して
細心の注意を払えば比較的簡単に利益が出ると考えています。
ただ、安易に利益を出していいものかを悩んでおります。
（といっても、失敗するリスクがあるので、安易に利益を
出すわけではないのですが。。）

どう考えれば良いでしょうか？
よろしくお願いいたします。

回答No.11

pastorius

株を売ったり買ったりするっていうのは、将来のリスクをたらい回しにしてるようなもんなんですね。あなたが売ったとき誰かが買うわけですが、その誰かは「もっと上がる」と思って買うんです。
そして実際、あなたが売ったところが最高値で無い限り、あなたから買った誰かは利食っている可能性もあるわけです。もちろん利食いそびれて反落して損してる可能性もあります。
もしその誰かが利食えていたら、あなたはもっと儲かる株をその人に回してあげたことになりますが、自分が売ってあげたおかげで誰かが儲かったなんて考えることは無いでしょう？だったら、自分が売った株で誰かが損したと考える必要も無いんじゃないでしょうか。

ド天井で売り抜けるなんて芸当はなかなかできるもんではありません。チャートを時間軸で眺めてみてもらえばわかりますが、例えばある年の最高値とか最安値なんて「点」です。一瞬なんです。デイトレードなんかをやってる人なら稀にヒットすることがあるかもしれませんけど、それでも何千回も何万回か回取引して１回みたいな確率です。

株取引で儲けることが社会にとって大して意味が無いということは事実だと思います。特にぼくみたいに短期売買をしてる人間は、会社の資本に特に貢献しているわけですら無いです。市場に流動性を与えている、そのおかげで多くの投資家のコストが低減している、といったことは、事実ですが、その程度のことでしかありません。
しかし少なくとも、ルールを守って株の取引してる限り、誰かに迷惑をかけるということはありません。空売りですら誰かに迷惑をかける行為ではありません。
株で儲けることに誇りが持てないということが気になるのであれば、社会貢献のような活動は、お金を稼ぐこととは別に行えばいいんじゃないかと思います。

しかしそれ以前に、やっぱりまずは儲けることでしょうね。
損しても、誰か上手いことやってる連中に巻き上げられた、なんて考えないことです。もちろん誰かに儲けさせてあげたんだなんて考えるべきでもありません。なかなか簡単に儲けることは出来ないのですよ。

お礼

ご返信ありがとうございます。

私が売った株は、買った相手（もしくはその転得者等）にとり
常に利益になる可能性がある、そこで
自分が売った株で誰かが損したと考える必要も無い、
とおっしゃりますが、その通りですね。
ここまで頭が回りませんでした。
とすると、極論を言うと別に私が売ったところで相手に何も損を
させていないばかりか逆に利益を与えていると考えることも
できますね。

一番の高値で売れることは１万回に１回ぐらいの確率とか
そのようなものなんですね。参考になります。

短期売買は
「市場に流動性を与え、そのおかげで多くの投資家のコストが低減している」のですか。なるほど。

株でお金を儲けることが誇りにならないといっているわけではありません。誤解があったらすみません。
社会貢献はいろいろな形で可能ですが、お金は非常に大きな力になるので、お金の面でも社会貢献ができればと思っております。

まずは儲けてから悩みます。
ご丁寧にありがとうございました。