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プリンターの仕組みを教えてください
カラープリンターって、いくつかの色のインク(トナー)を 使いますよね。これは印刷時に、絵の具のように、色を 混ぜ合わせて、いろんな色を表現しているのでしょうか。 それとも、テレビみたいに小さな点がいっぱいあって、 それを人間の眼で見ると、いろんな色に見えるのでしょうか 教えてください!
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回答No.1
プリンタの修理屋です。 インクジェットとレーザーでは若干違いますが、基本的には小さい点の集合体です。 ただ、レーザーの場合はビームのサイズ(1ミクロン程度と言われています)に対してトナーの粒径ははるかに大きく、そのため解像度は600~1200dpiになります。(1200dpiで21ミクロンくらいのはずです) 9600dpiと言う表記もありますが、ソフトの補正などでそれ相当の画質を作り出しているわけで、もともとの性能は600~1200dpiなのです。 メーカーによっては(再生トナーメーカーも含めて)トナーの粒径が不均一なこともあり、隣のドットと重なり、定着(加熱)するときに溶けて、となりのトナーと交じり合うことはありえます。 かたや、インクジェットはレーザーと異なりインクの粒径のコントロールが制御しやすく、着弾制度も日々向上していますので、理屈の上では点の集合体になるはずです。 ところが、それを受ける紙が問題です。 紙は多くの繊維の集合体で、水分は表面張力などでしみていきます。 また、最近の機種はドット密度が高くなり、発色のために多くのインクを吹きつける傾向もあり、紙の上でしみていき混じりあうことが多いようです。 結論として、印字の瞬間までは点の集合として制御していますが、紙の上ではどうなるか分からない(混じるほうが多い)といえるでしょう。