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インドについて

いつもお世話になっています。 本で、インドと「牛を農作業に利用するとともに多くの人々は牛を神聖な動物として大切に扱っている」 が関係するらしいんですが、どうもつながりません。 これはヒンドゥー教でしょうか。 よく分からないので教えてください。 宜しくお願いいたします。

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  • babel3
  • ベストアンサー率27% (9/33)
回答No.4

インドで牛を聖なる動物扱いするのはヒンドゥー教です。 ヒンドゥー教といってもまとまったものがあるわけでなく、大体人気のある3神(シヴァ、ブラフマー、ヴィシュヌ)のどれかを最高神にしてシヴァ教、とかいう体裁になります。 あと土着の重要視される神も一緒に信仰されるとかいろいろです。シヴァが人気あるので牛も大切にされるのでしょう。 乳海を攪拌して不死の飲み物を作り出す神話がありますが、牧畜文化では元々共生関係で大事にします。ベジタリアンはともかく…乳は利用するし、特別な場合以外、食肉を目的にしません。農耕文化になってもやはりそうでしょう。 神話的要素と遊牧民文化の片鱗という気もします。(インド・ヨーロッパ語族はもともと牧畜文化) 牛糞は家の壁などにはりつけて乾燥させ燃料にします^^ 牛は世界各地でも神聖視されてました。人間とかかわり深い動物です。 http://www.jiten.info/dic/India.html http://www.jiten.info/dic/doubutu.html (↑エジプトでも聖牛アピスいました、古代西アジアでは三日月と角の形が関連付けられた月の神、12神将のバサラも牛、など…) 12支でも12星座でも共通するのは牛だけだ、と某小説でいってましたが^^;

luckyand007
質問者

お礼

ありがとございました

その他の回答 (3)

  • j-m
  • ベストアンサー率31% (37/117)
回答No.3

印度の聖牛=乞食牛は牡(オス)と思っている人が多いが実は牝(メス)が殆どである。 牡牛は零細農家では耕運機であるので大事にされる。北印度の平原では牡牝の比が100対47、西パキスタン100対60、受胎率は牝牡で均衡している筈であるからこれはおかしい、実は成牛までに(メスは)間引かれている。 成牛になってからも大変で、牝は餌など滅多に貰えない。皆、この事情をわきまえているので、貧しい農民の所有する牝牛が街中などで窃盗や、残飯漁りをするのを容認する。これがアムヒサ=牝牛敬愛と云われる実態で、聖牛=乞食牛なのである。 牛から生産された有用熱量をその牛が消費した全熱量で割った熱効率では西ベンガル・シングールの牛で17%、欧米の牧草地では4%未満、印度の牛が生産性が高い訳ではないが、排泄物等使える物は無駄無く使うのでその分効率が良い。 不要な牛を処分しろという意見があるが、これらの牛が消費する1年間のエネルギー総量は日本か米国の自動車が消費するエネルギーの1日分にも満たない。 (オマケ) 牛は反芻する=草・藁など硬い繊維質すなわち高セルロース質植物を消化できる。 悪魔から牛になるまで86回転生する必要がある。人になるには87回。 乳牛の乳は肉に対して5、6倍の飼料をカロリーに変換する。 印度ではイスラム教徒が屠殺した牛肉は「マトン」として食べられる。 リグ・ヴェーダのブラフミンは古代イスラエルのレビと同様、動物供儀の祭司=屠殺業で、紀元前1000年頃の印度では牛が最上の生贄であり、神に捧げるに託けて結婚・葬儀・客の訪問でも盛んに肉食した。 森林が縮小し、牧草地に犂=スキが入り牧畜から酪農・農耕に替わると食肉可能な動物が不足する様になる。 しかし、首長・貴族やらは肉食を止めたりはしなかった。彼らに昔の肉食生活を続けられると農民の負担が大きくなった。高カーストが食肉牛を得る方法は狩猟による略奪・神殿献納(租税)なので宗教で制限することが可能なら理想的である。紀元前600年頃、農民の生活水準が下がり、高カーストとの食糧格差が拡がって農民の不満は鬱積された思われる。そこで動物供儀禁止を主張した新思想ジャイナ教・仏教が登場する。 マウリア朝アショカ王は紀元前257年仏教に帰依して動物供儀の撲滅に努めた。アショカ王の祖父はこの思想を利用して印度最初の統一王朝を成立させたのである。 サンスクリット学者ラジャンドゥラ・ミトラは1872年に  あらゆる供儀を弾劾し成功した仏教と対峙したときブラフマンは動物非殺生の教義を打破できないと観念して、徐々にまた密かに、その考えがあたかも自分達の「教え」であったかの如く振舞う様になり、「牛」を食べるのを断念して乳製品を尊び、終には「牛」の保護者となったのである。 と看破している。 マハトマ・ガンジーは雌牛は「ミルクを与え零細農民が飼うには最良の犂耕動物の母」と思ったかもしれない。 ヒンドゥーは社会的格差を招く牛食慣習を阻止する教えであり、実は仏教と習合した結果の産物です。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4006030460/hatena-22/ref=nosim
luckyand007
質問者

お礼

ありがとうございました、とても分かりやすかったです

noname#21760
noname#21760
回答No.2

農業国家であるインドでは土を掘り返すことが出来る牛の力は欠かすことのできないものだそうです。 先に出ているように、神シヴァの乗り物ということもあり道端で寝ていても邪魔者扱いなどされません。 ベジタリアンなどはミルクも口にしないようですが、牛の糞や尿は有効に使う場合もあるそうです。 あと野良牛の問題などあります。生活源にならない神聖な牛をどうするかという問題ですね。http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2005/08/post_a0aa.html

luckyand007
質問者

お礼

ありがとうございました

  • fumidera2
  • ベストアンサー率17% (20/116)
回答No.1

牛は農作業に従事したり乳を出してくれる貴重な動物だから大切に扱っていると考えればナチュラルにつながります。ヒンズー教によると牛は聖なる動物であり、神シバの乗り物だということもあります。

luckyand007
質問者

お礼

ありがとうございました。

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