• ベストアンサー

PCRの失敗について

Chicago243の回答

  • Chicago243
  • ベストアンサー率38% (401/1043)
回答No.5

なんとなくわかってきました。プライマーは使用経験があり、PCRがかかるハズのものなのにうまく行かないということですね。試薬、サンプル、条件のどれかがおかしいわけです。プラスミド(テンプレート)の量は1-10ngなら選択として悪くはなと思います。で、テンプレートはこのレベルではほとんど検出できないと思います。エチブロでDNAの検出感度は10ng弱です。PCRのエラーを防ぐためにサイクル数を減らすという目的で、もっとたくさんのテンプレートを使う人もいますが、今回は前の方がやった条件を再優先するのがいいかと思います。 まず簡単にできること。水を変えてください、新しくmiliQから取った水あるいはそれをオートクレーブかけたもの。もし同じ試薬でほかの人とかが使ってワークしているものがあれば分けてもらいましょう。あるいは新しいものをつかう(古いものも同時にやってOKであったら古い方から使っていけばいいわけです)。テンプレートはプラスミドのようですがほかに違うクローンから取った同じプラスミドはないですか?同時に何種類か使ってみましょう。 KODということですが、もしかしてバッファーは2種類なかったでしたっけ(なかったかもしれないです)?MgCl2フリーのバッファーだとMgCl2を添加しないといけませんよ。前のうまく行った方法でなにかほかに加えていませんでしたか?ベタインとかDMSOとか。まとにかくプロトコールの再点検ですね。 あとプライマーの濃度とか気にしているようですね。260nmの吸収で確認できますよ?詳しくは試薬屋さんのとかたろぐのAPENDEXとかをみれはどれくらいの吸収が得られるかとか書いてますので確認して見れはどうでしょうか。あとうまく行った時のデーターなどノートを取っていれば見せてもらうのもいいかもしれません。ホットスタートをするかしないかだけでも全く違ったりすることがあります。

AthlonXP
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 これまでPCRをやってバンドがでなかったことはないんですが、今回は何回やっても出ません。 とりあえず、アニーリング温度を下げてみましたが、 駄目でした。 100ngのものも流しているのでバンドは確認できました。以前、うまくいったもので試してみようと思います。 KODはMgSO4、10Xbuffer、dNTP、プライマー2種類、酵素、DWを加えます。 ちゃんと確認してやったんですが。 プライマーがたくさんあったので希釈を間違えたのかもしれません。乾燥状態で来たプライマーなので TEで溶かさないといけないのです。 PCRってちゃんと溶液を混ぜてもできないことあるんですか。そういう場合はアニーリング温度を変える、下げるのがよいみたいですが。

関連するQ&A

  • PCRの難しさ

    どう表現したらいいか分からないのですが、DNAにタグや制限酵素サイトを付けるためにPCRを行いますが、DNAの中にプライマーが収まるPCRより難しいでしょうか? 前後のプライマーが長いと難しそうですが。 図を入れたら分かると思うんですが、 図のここで図をいれ方が分かりません。

  • PCRで複数のバンドがでます。

    初歩的な質問ですいません。 PCRをしています。PCR産物を電気泳動すると、複数のバンドがでます。なぜでしょうか? たとえば、100、200、300塩基の長さのバンドがでるとすると、これらはすべて、用いたプライマーによって増幅されたものなのでしょうか?それとも、プライマーの配列と完全に一致しなくても、このようなバンドがでるのでしょうか?

  • PCR法での失敗原因について

    先日PCR法を用いてDNAの複製を行ったのですが、電気泳動を行ってもバンドがまったく確認できませんでした。 原因としては唾の混入や皮膚の接触などが考えられたのですが、実のところ皮膚にはDNAを分解するだけの酵素が存在するのでしょうか?? また皆さんがPCR法を用いたときに経験した失敗などがありましたら教えてくださいm(__)m よろしくお願いします。

  • PCR&電気泳動について

    電気泳動について質問です。3種類のプラスミドDNAについて、同じプライマーを用いてPCRを行いました。このバンドを電気泳動してみたところ、2種類のプラスミドDNAに関してはクッキリと目的バン ドが出たのですが、残り1種類のプラスミドDNAの増幅産物にかんしては、薄い目的バンド➕スメアが観察されました。この原因として考えられるのは何でしょうか?自分が考えているのは、プライマーや酵素には問題がないと思うので(他2種類のプラスミドDNAのPCRはうまくいった。)、テンプレートのプラスミドDNAの精製度が低いと考えています。現にO.D値も1.72くらいだったので…。なので、プラスミドDNAの抽出からやり直そうかと考えています。 他に何か考えるべき要因があれば、ご教授お願いします!

  • PCR産物のゲル抽出・制限酵素処理後の電気泳動

    大腸菌のゲノムからPCRで目的遺伝子を増幅し、アガロースゲル電気泳動にて目的位置にバンドが出ていることを確認した後、目的バンドを切り出してゲル抽出をしました。 その後、2種類の制限酵素で1晩処理し、アガロースゲル電気泳動にて泳動しましたところ、目的位置よりも高い(重い)位置にバンドが出ました。((1))PCR後にはなかったバンドで、PCR産物の泳動後のバンドより高い位置にあったため、酵素処理の切れ残り・切断のされすぎなどは考えられないかと思っています。 仕方がないので、非目的バンドを避け、目的のバンドを切り出してゲル抽出・エタノール沈殿を行った後、アガロースゲル電気泳動にて泳動したところ、やはり非目的バンドが(1)と同じ位置に出ました。 また、別の遺伝子を別プライマーを用いて、同じような作業でPCR・ゲル抽出・制限酵素処理(上記とは別の2種類)を行ったところ、やはり同じように高い位置にバンドが出てきてしまいます。 PCRに使用する鋳型のゲノムは同じ物を用いているので、ゲノムがおかしいのでしょうか? そうだとしたら、PCR後に変なバンドが出ると思うのですが、PCR後には目的のバンドしか見えません。 このような場合、どのような作業が必要でしょうか? 同じような経験がある方、是非教えてください。 追記:非目的バンドは、ちょうど目的バンド×2くらいの重さの位置に出てきています。 なんらかの形で2つがセルフライゲーションしてしまうことなどはあるのでしょうか?

  • PCR決定法について

    PCRでは、増幅したいDNAの端の塩基配列がわかれば、それと相補的なプライマーを作るとよいというふうに授業で習いました。 では、既知配列の外側領域の塩基配列をPCRを用いて決定したい時にはどうしたらよいのでしょうか? ーーーー「ーー」●○○○○○○●「ーー」ーーーー この「--」の塩基配列です。 ○の塩基配列は●をプライマーとすれば決定できるのはわかるのですが、その外側の塩基配列の場合のことです。制限酵素とかで切ったりしてやるのかなぁとも思うのですが、よくわかりません。。

  • PCR

    文献の中にミスマッチPCRという方法が書かれていました。 内容としては、まず1対のプライマーでPCRをした後、さらに別の1対のプライマーを用いてPCRをするというものでしたが、そのときのプライマーの1つがミスマッチプライマーを使うのです。 そしてその後制限酵素によりPCRーRFLP法で遺伝子多型を解析しているのですが、なぜミスマッチプライマーを使うのか分かりません。 よろしくお願いします。

  • 「制限酵素によるDNAの完全な切断」の定義をおしえて下さい。

    1) 制限酵素認識領域を含むDNAをPCRで増幅   ↓ 2) DNAを精製   ↓ 3) 制限酵素処理   ↓ 4) DNAを精製   ↓ 5) 4)をテンプレートとして1)と同じプライマーセットでPCR   ↓ 6) 1),3),5)のサンプルを電気泳動でチェック というような行程で実験を行ったのですが、5)で1)と同様のバンドが検出されました。 これは、3)でDNAが完全に切断されていないということだと思うのですが、制限酵素の取説通りの「制限酵素によるDNAの完全な切断」を行うための操作しっかりと行ったはずです。 どなたか「制限酵素によるDNAの完全な切断」の定義をおしえて下さい。 よろしくお願いします。

  • PCRプライマーへの制限酵素配列付加

    こんにちは。いつもお世話になっています。 プライマー設計についてなのですが、 “制限酵素配列を付け加える場合は余分に数塩基追加した方が、制限酵素による切断効率が低下しない。” というのを聞いたのですが、実際に全く余分な配列を付加しなかった場合とではどれくらい差があるのでしょうか。 もしくは、全く付加しなかったプライマーでのPCR productを制限酵素処理し、ベクターに導入した際の効率はかなり下がってしまうのでしょうか。 ・・・というのも、大変お恥ずかしい話、今回PCR productをベクターに挿入する目的で制限酵素配列を付けたプライマーを設計したのですが、上記定義をプライマー作成後に聞き、もう一度作り直した方がいいのか悩んでおります。 基本中の基本のミスなのは重々承知の事なのですが、どなたかご存じの方がおられましたら、些細な事でも構いませんので教えて下さい。宜しくお願い致します。

  • PCR法での失敗

     2回行った電気泳動でバンドが出ていたのに  3回目は、薄くて全然あらわれませんでした。  考えられる原因として  (1)taqポリメラーゼを一晩4℃で保存してしまっていた  (2)記憶にないが、バッファを入れ忘れたかもしれない  (3)3回目だけ別のPCR機器を使った。  (2)のバッファですが、やはり相当重要ですか?  また、ポリメラーゼは強い酵素だと思いますが  この条件で置いてしまっていたのは失活してしまうのですか?  初心者です、宜しくお願い致します