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生物の驚くべき戦略はどうやって可能になったのか?

leafletの回答

  • leaflet
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回答No.5

もともとイギリスには木の幹にとまって擬態することによって鳥の捕食から逃れていた蛾がいるのですが、その蛾の話です。種名までは分かりませんが。産業革命以降、工場周辺の木の幹の色が煙などの影響で従来よりも黒っぽくなってしまったのです。しかし、その蛾は急に色が変わるわけもなく黒っぽくなる前の幹の色に見事に合っていたために、工場周辺の森の木の幹よりも白っぽく、目立つようになってしまいました。おかげで、鳥などの格好の餌食になってしまい、それが原因で一時期その個体数が減少したらしいのですが、しばらくすると、その黒っぽくなった幹に合わせて色が黒っぽくなったその蛾が多く発見されるようになったそうです。今ではその黒っぽくなった蛾がメインらしいです。この蛾が他にどのような突然変異をした固体がいたのかは不明ですが、決定的な要因は色だったので自然淘汰により、色について選択されたということなのでしょう。産業革命から今日まで約3世紀という短い時間(実際はもっと短時間だった気がします)でもこのような変化が起こるのですから、数万年単位で考えるとやはりそれだけの複雑さや巧妙さが備わるのもなんとなく分かるような気もしてきます。まあ、なかにはそれらだけで進化してきたとは思えないほど複雑で絶妙な生き方をしているものもありますが、突然変異と自然淘汰が毎日世界中でなされていると思うと身の回りにいる小さな虫ですら今までとは違って見えてきます。

noname#32495
質問者

お礼

進化のスピードって言うのは、何十万年もいらないのかもしれないですね。興味深い例ですね。

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