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糖の還元反応の沈殿量の違い
糖の還元反応のフェーリング反応の実験で、グルコース、キシロースの沈殿量がなぜ違うのかわかるかた教えてください。
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グルコースは六炭糖で分子量は約180、キシロースは五炭糖で分子量は約150です。 Cu2Oを発生させる(=銅イオンを還元する)アルデヒド基は、ともに1分子内に1個なので、 1グラム当たりのアルデヒド基の割合はキシロースの方が大きくなります。 従って、グルコースとキシロースの使用量が同じグラム数だったのでしたら、 キシロースの方がCu2Oを多く生じたものと思います。
その他の回答 (3)
理屈で言えば、No.3のご回答のように、キシロースの場合の方が多くの沈澱を生じるはずです。 その逆の結果が出たと言うことですが、結果は結果であり、間違っていると言う言い方は好ましくないように思います。 問題点は、グルコースの場合にCu2Oが多く得られたとのことですが、その重さははかったのでしょうか? 実際に重さをはかったのであれば、それが計算値と比較してどうであったかと言う議論ができるはずです。 また、見た目だけの話でしたら、その判断が(結果ではなく「判断」がということです)正しくなかった可能性があります。つまり、糖の種類やモル濃度などの条件が異なればCu2Oの生成速度も異なるでしょうから、沈澱の状態も異なっているはずです。だとすれば、見た目から沈澱の重さの判断は困難です。すなわち、見た目と実際の重さが逆になっている可能性もあります
お礼
回答ありがとうございます。 見た目と実際の重さが違っていたとのではということには気付きませんでした。大変参考になりました。
- zoo123
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どちらも同じモル数の糖を使えば、最終的に同じ量のCu2Oが沈殿するはずです。しかし、両者の反応性の違いにより、Cu2Oの生成速度も違ってきます。
お礼
回答ありがとうございます。5mlの同量のグルコース、キシロースを使用していましたので、モル数を計算してみます。
沈殿したのは何ですか? グルコースやキシロースが沈殿したということですか? それともフェーリング反応によって生じたCu2Oのことですか? 仮にCu2Oであったとすれば、使った糖やフェーリング液の物質量が違えば沈殿量は違うはずです。 いずれにせよ、質問が化学的に意味をなしていないので、沈殿した物質は何かということや、使った物質の量に関して補足して下さい。
補足
回答ありがとうございます。沈殿したものはCu2Oです、グルコースとキシロースは同量で実験しています。
補足
ご回答ありがとうございます。 グルコース、キシロース1gを100ml水に溶かしてグルコース0.05mol/l キシロース0.06mol/lでした。実験結果ではグルコースの方が多くCu2Oを沈殿していました、これは、実験結果が間違っているのでしょうか??