花粉の送粉と種子の散布目的の違い

質問

この二つの目的の違いを教えていただきたいです

回答No.3

geneticist12 · ベストアンサー

合目的的に考えるならば、

種子散布は、広い範囲に子孫をばら撒いて、好適な環境で生き延びる子孫を得るチャンスを増やす。

花粉散布は、遺伝的に多様な同胞と交雑した子孫を作ることで、好適な遺伝子を得て子孫が生き延びるチャンスを増やす。

回答No.4

suiran2

ご質問の意図が良くわからないのですが…

種子散布は，分布域の拡大を目的とする個体の散布です。花粉散布は，遺伝子の散布です。

散布範囲を比較すると，種子の散布範囲は花粉の散布範囲を超えることは出来ません。理由はおわかりになると思いますが，同胞の花粉が届かない場所では自家受粉か単為生殖しか生殖法がなくなります。

一般に樹木の場合には，種子散布は何十mの範囲であり，花粉散布は何百mの範囲のものが多いのではないでしょうか。これは種子と花粉の大きさや重量の違い，散布方法の違いからくるものですが，目的にあったものと思います。

geneticist12 さんの専門分野かと思いますが，散布範囲の広さと遺伝的多様性との間には相関があるはずです。残念ながら全く知りませんが…

回答No.2

voodoomoon

送粉は、めしべ（できれば他の個体のめしべが理想）に花粉がくっつくことが目的であり、それに適った戦略がとられます。

一方、種子散布は、その植物の生育可能地に運ばれればよいのですから、目的地としては送粉よりもかなり漠然とした範囲となります。

送粉、種子散布ともに、質より量に重きをおいた戦略、あるいは、確実性を求めた戦略など様々ですが、いずれもそれなりに上手く機能しているわけです。

お礼

ありがとうございます！
非常に参考になりました

回答No.1

8942

花粉の送粉は　受粉の為に花粉を他の個体まで花粉を送る事。
種子の散布は　繁殖地の拡大の為に種子を遠くの地へ運ぶ事。

でしょうかね。

お礼

何度もありがとうございます
助かります