ベクトル恒等式とは?

このQ&Aのポイント
  • ベクトル恒等式とは、[nabla] dot (a V) = a [nabla] dot V + V dot [nabla] a という式で表されます。
  • この式は、aがスカラーでVがベクトルの場合、[nabla] dot (a V)という式が成り立つことを示しています。
  • 具体的には、[nabla] dot (a V)は発散の計算をした上でaをかけたものであり、V dot [nabla] aはベクトルのgradの計算結果とVとの内積です。
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ベクトル恒等式

下記のベクトル恒等式がありますが、 ------------------------------- [nabla] dot (a V) = a [nabla] dot V + V dot [nabla] a a : scalar V : vector ------------------------------- 第一項目は [nabla] dot Vにて 発散の計算をした上でaをかける。 と理解できますが、 第二項目の V dot [nabla] aの計算は 1) [nabla] a -> gradの計算により求まるベクトル 2) V と 1)のベクトルとの 内積 (dot) でいいのでしょうか?

noname#29127
noname#29127

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  • eatern27
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回答No.2

>混乱していますのが、「スカラー」「スカラー場」ですが、 今の場合、 「スカラー」=「実数」 「スカラー場」=「(3変数の)実数値関数」 のように考えて差し支えないでしょう。 とはいっても、混乱しているのは、「実数」と「定数関数」の違いでしょうかね。 「実数a」と「任意の(x,y,z)に実数aを対応させる関数」を同一視する事はできます。でも、「数」と「関数」なので、概念としては違うものです。 >「スカラー」の場合は第二項目は消えてしまうのでしょうか? a(x,y,z)=const. つまり、定数関数であれば、第二項は消えます。仰るように定数関数の微分がゼロだからです。 {fg}'=f'g+fg' という1変数関数の「積の微分」において、gが定数関数だったら、第二項がゼロになる、と言っているのと同じ事です。

noname#29127
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございました。 実数と定数関数の点も混乱をしていましたが、理解いたしました。

その他の回答 (1)

  • eatern27
  • ベストアンサー率55% (635/1135)
回答No.1

それでいいですよ。 実際、そのように解釈して、成分計算すれば、両辺が一致しますよね。

noname#29127
質問者

補足

回答ありがとうございます。 スカラー場で考えて成分計算をしますと確かに一致しました。 混乱していますのが、「スカラー」「スカラー場」ですが、 「スカラー」の場合は第二項目は消えてしまうのでしょうか? (定数の微分となるため)

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