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ジェネリック医薬品と本家の医薬品の価格差がなぜ生じるか?

最近、ジェネリック医薬品に関する報道やコマーシャルをTVでよく目にするのですが、一つ疑問があります。ジェネリック医薬品は、開発や臨床試験に掛かる費用が極端に抑えられることで安く作れるため価格に差ができると言うのですが、本家の医薬品メーカーは、特許が切れて対抗する医薬品メーカーが出てきたときに本家の医薬品の価格改定をしないのでしょうか?特許で守られている間に当然、開発に掛かる費用はペイできているはずだし、できていなくても競争相手が出てこれば値下げ断行が当然のように思うのですが。また、お医者さんは、患者さんに特許の切れたような薬よりも新薬を薦めたがる傾向というのは強いのでしょうか。医薬分業となった今日でも、やはり、メーカーから医者へマージンは流れているのでしょうか。詳しい方が見えたら教えて下さい。

  • 医療
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  • ベストアンサー
  • puyopuyo3
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回答No.5

「本家(オリジナル)の医薬品」も、発売後、順次薬価が下げられていきますよ。 薬価は国が定めますが、その基礎資料は、製薬会社からの希望薬価申請によります。ジェネリックが出たからといって、オリジナルも急に価格が下げられるものではありません。また下げなくても、現場は使ってくれます。 なぜ現場がオリジナルを使うかは、やはり信頼性です。原末の成分は同じでも、効果は同じでないと経験的に知っています。 もしも、自分が患者だったら、間違いなくオリジナルをお願いするでしょう。 誤解を生む表現だと知りながら言います。クルマにたとえると、 ・ベンツの3000ccのクルマ                700万円 ・同じ排気量で、よく知らない聞いたこともない国のクルマ 200万円 同じ馬力ですし、エンジンの構造も全く同じです。どちらも時速200キロが一応出るとされています、と言われたときに、さてどちらを選ぶかというのが、今回の話だと思います。 バックマージンは国公立病院にいる限り、皆無です。私立でも、お金がもらえたり、旅行に行けたりはしないですね。

yangqin
質問者

お礼

有難うございました。 本家の薬のほうが、より信頼性が高いと言うのも分かりました。また、価格が順次下げられるということも始めて知りました。大変参考になりました。

その他の回答 (4)

  • simakawa
  • ベストアンサー率20% (2834/13884)
回答No.4

ジェネリック医薬品は臨床試験も,安全性試験も何もしていませんからデーターも無く,何ら費用も掛かってません.単に売れている薬を真似して作っただけですから,使う側からすると信頼すべきデータ等は何にもありません.主薬は同じでも添加剤も異なっています.必ずしも人で同じ効果であるという証明がなされていません.新しい薬というのは当然ながら古い薬より効果的にも良くなっていますから,病気を治したい医師にとっても新しい薬を使いたいのは当然です. 昔あったのか知りませんが,医師へのマーージンなど流れていません.やはり薬というものは命に関わるものですから,どうしてみ信頼あるメーカーのものを使うのは当然のことです.何かあれば,医師が訴えられる時代です.お金でつながっているなんて先ずありえません.捕まってしまいます.

yangqin
質問者

お礼

回答有難うございます。TV報道の受け売りですが、ジェネリックも解禁に向けて開発、研究をしていると言うことなので、単なる真似ともいえないと思いますが、薬の効果を高める要因の一つに、積み重ねた信頼性というものもあるのでしょうね。ただ、どんな新薬も、被験者(患者さん)の臨床データの蓄積で信頼を得ると考えると全くのゼロスタートの新薬がわずかな臨床データを根拠として認可され世に出てくることと比べてもジェネリックのもつリスクは低いと思いますので、ジェネリックも試す価値はあると感じました。

  • meitoku
  • ベストアンサー率22% (2258/10048)
回答No.3

「本家の医薬品の価格改定をしないのでしょうか?」 ここでいゆう「価格」とは? 薬価基準(商品でいゆう定価)でしょうか? 薬価基準は http://www.pharm.or.jp/hotnews/archives/1997/12/post_149.html 国が定めるものでかってに変更は出来ません。 薬価基準と購入価格の差が広がると薬価基準が下げられます。 メーカーは医薬品卸に、医療機関への販売価格を安くしないよう圧力を掛けます。医療機関は安く買える様、数社の卸を競争させます。 金額の差を求めれば、高薬価の薬を安く買う方が金額の差が多くなります。例 100円の10% 10円  10円の10% 1円 ですよね!

回答No.2

ジェネリック医薬品は、特許が切れた薬品を同じ成分で別の会社が作り変えた薬なのですが、 きちんと治験を経て作られたものが少ないので、安全性や効果等には疑問が残ります。 新薬はとても厳正な治験や基準を経て販売されるものなので、その効果や安全性・副作用等には大変信頼性がありますので、 安くする必要がないと思います。 医師がジェネリック医薬品許可として処方しても、 実際にどのジェネリック医薬品を使うかどうかは、薬局の薬剤師が決めるので、その辺りも曖昧でこれから何らかのトラブルが起こってくる可能性もありえます。 私なら、もう少し様子を見て処方してもらいます。

  • doraroku
  • ベストアンサー率30% (261/843)
回答No.1

ブランド力ですね。 いくらジェネリックが出来たからと言って、まだまだ医師と患者の本家の信用性は高いですから、高くても売れます。

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