• ベストアンサー

現在のフィリピン政局について

フィリピンのアロヨ大統領の不正選挙ならびに汚職疑惑が噴出して軍でクーデターが起こったとかで非常事態宣言が出され、また民衆革命が起こるとかで、彼の国が騒然としております。アロヨ大統領は退陣に追い込まれるのでしょうか?私はこの事態に非常に関心を持っているのですが、なにぶんフィリピンの政治事情について疎いので、ネットのニュースなどを読んでも動きがいまいちよく分かりません。お詳しい方のご教授、ならびに関連サイトなどをご紹介下さればありがたいです。 よろしくお願い申し上げます。

  • g6200
  • お礼率86% (182/211)
  • 政治
  • 回答数1
  • ありがとう数1

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • nacam
  • ベストアンサー率36% (1238/3398)
回答No.1

アロヨ政権が、どうなるかは、現在全く不透明です。 以前のフィリピンは、特権階級が支配する国でした。 一割の特権階級が、富の80%近くを握っていました。 その特権階級支配を打破したのが、マルコス大統領でした。 マルコス大統領は、自分と自分の支持者に便宜をはかり、自分達の特権階級化を進めました。 これに反発したのが、旧特権階級の人と、マルコス派から漏れた貧困者達でした。 最大の特権階級のアキノ上院議員が中心となり、貧困者の代弁者である軍部と組み、反マルコス運動が起こります。 アキノ議員が暗殺されたため、後を継いだ妻のコラソン・アキノ女史が中心となり、マルコス追放後、大統領となります。 その後アキノ大統領擁立に係わった軍のラモス大統領、次に成り上がり派のエストラダ大統領、そして特権派のアロヨ大統領となっています。 特権階級が大統領になると、改革は後退し、貧富の格差が広がり、国民の不満が高まり、成り上がり派が政権を取ると、自分の支持者に美味しい思いをさせるばかりで、そこからモレた人には、全く恩恵が無い状況となります。 軍は、貧困者が多数を占める一方、権力者とも結びつくため、常に分裂の危機にあります。 フィリピンの政治権力が、 特権派、成り上がり派、特権派、軍部、成り上がり派、特権派、となってきました。 現在の状況が進んで、アロヨ退陣となれば、成り上がり派に有力者がいませんので、軍のミランダ司令官あたりが、大統領の有力候補となると思われます。

g6200
質問者

お礼

マルコス打倒の無血革命以後、フィリピンには順調に民主主義が根付いて来ていたと思っていたものですから、今回の非常事態宣言は意外でした。まだマルコス独裁体制の影が残ってるんですね。今回のアロヨ大統領の騒動はやはり読みにくいです。ご回答大変参考になりました。私もフィリピンのことをもっとしっかり自分でも勉強したいと思います。ありがとうございました。

関連するQ&A

  • パキスタン情勢

    ムシャラフ大統領が非常事態宣言を出し、ブット元首相を自宅軟禁にする措置などをとりました。 CNNに対して、元米国連大使などは、軍が崩壊したり分裂をした場合、核ミサイルの流出など、核管理に不安が生じる可能性があると指摘していまいした。 パキスタン軍には親米派の現大統領とは主義の相反する、イスラム原理主義的な勢力もあると聞きます。パキスタン軍に、クーデターや分裂の可能性は、現実的に考えてあるのでしょうか? またパキスタン軍の軍の組織構成は、どのようになっているのでしょうか? 僕自身が問題を大まかにしか把握しておらず、散漫な質問で恐縮ですが、ご回答いただけると幸いです。

  • フジモリ元大統領の罪とは?

     フジモリ元大統領が逮捕されましたが、彼は何をしたんですか?。「22の罪状で逮捕」と新聞には乗っていますが、具体的には何をしたんですか?。秘書の汚職がひとつとして紹介されていましたが、それ以外にフジモリ氏はどんな罪をおかしたのでしょうか?。  というか単純に反フジモリ派が現政府で次期大統領選挙での政権交代(民衆はフジモリ政権を望んでいる人が多いらしい)の芽を潰したくてとりあえず監獄にぶちこみたくて、とりあえず何かにつけて罪状を押し付けているんですか?。

  • 英訳

    くしくも今年に入って1991年当時から権力を維持してきた中東・北アフリカの独裁政権が相次ぎ崩壊、あるいは崩壊の危機にある。チュニジア、エジプト、イエメン、リビアに共通するのは一人の人物が20~40年の長期にわたり権力を握っていたことだ。チュニジアのベンアリ大統領の就任は1987年、エジプトのムバラク大統領は1981年、イエメンのサレハ大統領は1987年(当時は北イエメン)、カダフィ大佐が軍事クーデターで最高指導者になったのは1969年だ。一人の人物による独裁が続くことで、政権には汚職がはびこり、ネポティズムも深刻になる。民衆の怒りのマグマもたまりにたまっていたのだろう。 結構難問だと思います。 英訳お願いします。

  • タイでクーデターが起きる理由

     近々、友人に「(1932年~)タイでクーデターが起きる理由」について説明しなければいけません。友人は政治に関して中学校教育レベルの知識しかなく、できるだけ簡潔に説明したいと思います。  そこで、個々のクーデターの詳細を説明するのでなく、もっと抽象的に総括する形で表現したいと思い、自分なりにまとめてみました。  以下のように友人に説明するのは無理があるでしょうか? -------------------- 「何故タイでクーデターがおきるのか」 【理由1】:民主主義が不完全である。 【理由2】:タイの軍、特に伝統ある陸軍は国民から信頼されている。 〈理由1について〉 民主主義の原則として、 (1)文民統制:軍人は政治に関われない。 (2)政治で問題が起きたら民主的(選挙など)に解決しなければいけない。  [しかし、タイでは]  ・政治で問題が起こるとクーデターで解決。(上記(2)に矛盾)  ・政権を握っていた与党を、クーデターによって強制的に解散させて、軍が政権を奪取する。(上記(1)に矛盾) 〈理由2について〉 軍を信頼し、その行動を支持する人々がいる。なぜなら陸軍の士官はタイ最大のエリート達であり、クーデターを首謀するタイ陸軍の司令官ともなれば、エリート中のエリートである。 日本人は「軍事クーデター」と聞いて、軍人に対して「暴力的」なイメージをするかもしれないが、タイ国民は必ずしもそうは思わない。 〈以上をまとめると〉 民主政治を求める人々がクーデターで政権奪取 →汚職などなんらかの問題発生 →軍がクーデターを起こして政権奪取 →民主政治を求めてクーデター →ループ -------------------- 以上のように説明したいのですが、いかがでしょうか?問題点、不足点があれば、ご教授お願いいたします。 (参考にした記事の一部) http://allabout.co.jp/career/politicsabc/closeup/CU20060926A/index3.htm

  • 世界史(西洋史)

    一所懸命考えても()内の語句が分からない箇所があります。 皆さんの知恵を貸して下さい。 また、埋めてある語句が正しいかも教えてください。 お手数かけて申し訳ありませんが、宜しくお願いします。 (1)チュニジアでの独裁政権崩壊はとりわけアラブ世界の盟主である()に衝撃をあたえ、同じような独裁政権であった(ムバラク)大統領の体制に対する批判が高まった。 そしてついに(ムバラク)大統領は退陣し、この国でも市民による革命が成功した。 このような(アラブ)の春とでも呼べる革命の影響は現在アラブ世界全体に波及し、リビアでは内線が、シリアでは政情不安が続いている。 今後のチュニジアや()の動きが注目される。 (2)トルコ共和国は1923年に(アンカラ)を首都として成立したが、初代大統領(ケマル)は西欧化を進めるためイスラーム教の影響を排除する()政策を行い、その他様々な革命を断行した。アラビア文字に変えて(ローマ)文字を採用したことも一つである。このようにして成立したトルコ共和国がアラブ世界で理想的な国政として注目されるようになったのは最近である。すなわち、2002年の選挙で勝利した公正発展党がこれまでの()政策を見直し、「イスラーム的公正」という価値観を掲げて、内外に主張し始めたからである。現在の政権はこれまでの悲願であった(EU)加盟に対しては距離を置き、アラブ世界へも顔を向け、ヨーロッパ世界とイスラーム世界をつなぐ存在を目指している。

  • 自民党のデタラメ憲法改正案 9条関係

    野党時代に作成された自民党の憲法改正草案は、「どうせ改憲なんて出来ないだろう」との心積もりで作成された自他共に認めるデタラメ草案ですが、その改正案第9条の2の第5項に記載された内容は、国防軍にとっては本当に必要なものなのでしょうか。 いわゆる「軍法会議」の創設の条項です。 そこで質問ですが、9条改正に血眼主張を繰り広げる世のネトウヨさん達は、何故この改正案第9条の2の第5項を評価しているのでしょうか。 その理由を教えてください。 参考として、 http://diamond.jp/articles/-/35306 軍法会議復活めざす自民党憲法改正草案の時代遅れ――軍事ジャーナリスト 田岡俊次 その他、【自民党の憲法改正案】その一部 第二章 安全保障 (平和主義) 第九条  日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動としての戦争を放棄し、武力による威嚇及び武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては用いない。 2  前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない。 (国防軍) 第九条の二  我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持する。 2  国防軍は、前項の規定による任務を遂行する際は、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する。 3  国防軍は、第一項に規定する任務を遂行するための活動のほか、法律の定めるところにより、国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び公の秩序を維持し、又は国民の生命若しくは自由を守るための活動を行うことができる。 4  前二項に定めるもののほか、国防軍の組織、統制及び機密の保持に関する事項は、法律で定める。 5  国防軍に属する軍人その他の公務員がその職務の実施に伴う罪又は国防軍の機密に関する罪を犯した場合の裁判を行うため、法律の定めるところにより、国防軍に審判所を置く。この場合においては、被告人が裁判所へ上訴する権利は、保障されなければならない。 (領土等の保全等) 第九条の三  国は、主権と独立を守るため、国民と協力して、領土、領海及び領空を保全し、その資源を確保しなければならない。 第九章 緊急事態 (緊急事態の宣言) 第九十八条  内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な自然災害その他の法律で定める緊急事態において、特に必要があると認めるときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる。 2  緊急事態の宣言は、法律の定めるところにより、事前又は事後に国会の承認を得なければならない。 3  内閣総理大臣は、前項の場合において不承認の議決があったとき、国会が緊急事態の宣言を解除すべき旨を議決したとき、又は事態の推移により当該宣言を継続する必要がないと認めるときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、当該宣言を速やかに解除しなければならない。また、百日を超えて緊急事態の宣言を継続しようとするときは、百日を超えるごとに、事前に国会の承認を得なければならない。 4  第二項及び前項後段の国会の承認については、第六十条第二項の規定を準用する。この場合において、同項中「三十日以内」とあるのは、「五日以内」と読み替えるものとする。 (緊急事態の宣言の効果) 第九十九条  緊急事態の宣言が発せられたときは、法律の定めるところにより、内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することができるほか、内閣総理大臣は財政上必要な支出その他の処分を行い、地方自治体の長に対して必要な指示をすることができる。 2  前項の政令の制定及び処分については、法律の定めるところにより、事後に国会の承認を得なければならない。 3  緊急事態の宣言が発せられた場合には、何人も、法律の定めるところにより、当該宣言に係る事態において国民の生命、身体及び財産を守るために行われる措置に関して発せられる国その他公の機関の指示に従わなければならない。この場合においても、第十四条、第十八条、第十九条、第二十一条その他の基本的人権に関する規定は、最大限に尊重されなければならない。 4  緊急事態の宣言が発せられた場合においては、法律の定めるところにより、その宣言が効力を有する期間、衆議院は解散されないものとし、両議院の議員の任期及びその選挙期日の特例を設けることができる。

  • ポツダム宣言と国体護持

    昭和20年7月26日に連合国側から発表されたポツダム宣言には国体護持の保証が盛り込まれていないことから、同宣言受諾を巡り閣議は紛糾します。また、最近放映されたテレビ番組によれば、同宣言から一旦あった国体護持保証の文言が削除されたそうです。 最終的に受諾した同宣言に国体護持保証の文言がなかったのは改めて言うまでもありません。 ところがその後、一転して国体は護持されました。一体これは誰が、どういう理由と経緯でこのようにしたのでしょうか? 私は以前、このカテで「マッカーサーが昭和天皇を占領政策に利用した、という客観的な裏付けは存在しますか?」(http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1536710)という質問をしました。その時はマッカーサーが決定したと思っていたからです。頂いた回答には、その上層の国務省が決定したというのもありました。 ただ、最近は軍の最高司令官に過ぎないマッカーサーや国務省辺りが占領政策の要ともいえる最重要案件を決定できたかどうか、疑問視しています。マッカーサーや国務省は進言はしたでしょうが、やはり最終決定を下したのは最高権力者であるトルーマン大統領ではないかと思っています。 しかし、ここが不明な点ですが、この時頂いた回答には、当時の米国の世論は天皇の処刑又は追放といった厳しい処断を望むもので、大統領選挙を最も気にする人物が果たして世論を敵に回すことをするかどうか、また、同国には退役軍人やその家族等で構成される在郷軍人会という圧力団体があり、選挙の際に大票田として大きな影響を与えていて、おそらく同団体も世論同様の考え方をしていただろうということは容易に推測できます。 私の抱いているこの疑問をどうか解明して下さい。よろしくお願いします。

  • 一番の不安、なぜ、議論されないの?

    今週、TVタックルというTV放送をみました。 私の一番の関心ごとは、外国人参政権問題なので、とても興味深く勉強になることばかりでした。与野党問わず批判続出でしたが、以前から疑問に思っていたことがハッキリと判りました。、在日の方が大勢、選挙応援に駆けつけて、選挙を手伝ったそうですね。小沢さんが韓国大統領に約束していた外国人参政権問題って、EUの導入国で大問題になっているそうですが、多くの日本人がその危険性を知らない内に、議員立法で、小沢さんが、来年に通そうとしていますが、今の民主党は、小沢さんが一番の権力者で、誰も文句も言えないのでは?国民の生活が一番といいながら、国民からの支持よりも、自分たち民主党への票を一番に考えているように見えてなりません。外国人参政権は、次の選挙の争点にすべき問題だと思うのですが、皆さんはどのように思われますか? また、アメリカ軍はもういらないと、フィリピンが撤収をお願いして、すぐに、中国が勝手に島に基地?みたいなのを作ったので、やはりアメリカに駐留を頼んだら断られたそうですね。今の普天間問題も関連付けで本当に、国防と外交の深刻さを改めて感じました。多くの人の支持で誕生した民主党政権ですが、なにか自分たちの選挙や票ばかりを見ていているようで、日本国民を見てくれているのでしょうか。

  • 政局

    聞いた話では、参議院でも問責決議とか言うのがあるらしいですが、 まだ菅総理は安泰では無いと言うことですか。 ところで、僕は思ったんですけど、 菅さんと鳩山さんが交わした密約?の中に、 自民党政権には戻さないことと言うのがあったらしいですけど、 自民党さんにやらせてみてはいかがなんでしょうかね。 谷垣総理?なんて口が滑っちゃったくらいだし、 相当有能な方々がそろっている自民党に、 今までの原発推進の尻ぬぐいだってやってもらえばいいじゃ無いですか。 どうしてそういう話にはならないんですかね。 衆議院の多数を持ったままで権限だけ自民党にあげて、 お手並み拝見といけばいいんじゃ無いですかね。 まあ、菅総理を引きずり下ろした後にどうすると聞かれて 「特にビジョンは無い」 と仰ったらしい谷垣総理?ですからたぶんろくな結果は期待できませんけどね。 谷垣さんに限らず、誰がやっても、 あれも反対これも反対ってやられたら、 何もできないのは仕方が無いことですけどね。 こんな時期に参院での過半数が無いというのが菅さんにとっての歴史のいたずらですよね。 結局数がものを言う民主主義って本当に正しいのかなあ、 と思ってしまう、単細胞の僕なんですけど。 ところで今後の政局を教えてください。

  • 政局にする

    「政局にする」ってよく他党を非難して国会議員が 言ってますが、どういう意味なんですか? 辞書引いてもはっきりしません。 よろしくお願いします。