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経路積分のリー・ヤン項

atomicmoleculeの回答

回答No.1

経路積分による量子化を正当付けるのはなかなか難しいところで、通常は清純量子化(正準が変換でできませんし、意味としても大して違わないので清純でいきます)を経由して経路積分は定義されます。 量子異常を少しおいて話をすすめますが、量子化は全てを正しくやれば結果は正しくでます。そしてlee-yang項は清純形式に基づく経路積分を正しく導出すれば自然に現れます。もともと古典論のラグランジアンが量子論に対応する理由は何もないわけで、ここであまり悩む必要はありません。正しくやれば正しい量子論がでてきたというだけです。 そこで量子異常ですが、これも正しくやれば量子異常が自然にでてきます。それを示したのが藤川先生の仕事で何もトッピな事をしたわけではありません。正しい量子化手続きをふめば量子異常(異常でも何でもありませんが、古典的には不思議にみえるだけです)が現れます。 あくまで手で操作するというようなことはありませんので、lee-yang項を導入する必要がないという意見は少し受け入れがたいものがあります。つまり、正しくやって出てきたものだから、それを手で落とす方が不自然で、そうやって作られた量子論がどうなるかは通常あまり興味がありません。意味があるかどうかはしりません。量子異常も正則かして正しく導出すれば自然と出てくるわけで、異常という言い方が異常なだけです。

grothendieck
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。δ(0)は定義されないと思いますが、悩む必要はないのですか。anomalyの場合には測度が不変でなくてLee-Yang項の場合には不変になる違いはなんですか。Lee-Yang項によりどのような現象が予言されるのですか。(例えばアハラノフ・ボーム効果の様に古典論からは予想されないような現象が予言されると言うようなことです)

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