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作曲 「調性」と「曲のイメージ」について

安房 与太郎(@bilda)の回答

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回答No.6

 常識的な回答は出つくしたと思うので、いささか異なる視点から。  tom0120 さんの前の質問で、弦楽器は「開放弦ほど強く響く」ことを お答えしました。その結果「明るく響く」ように聴こえるのです。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=1949935    開放弦Dが主音のとき、順に押えていくと、Eを第1指(人差指)、 Fを第2指(中指)、Gを第3指(薬指)、Aを第4指(小指)また は次の開放弦につづきます。    おなじAでも、小指で押えた場合は、開放弦ほどに響かないかわり、 ヴィブラートをかけたり、微妙な音程を選ぶことができます。  くぐもった暗い音色によって、陰翳を表現できるのです。    ただし、人差指から小指にむかうほど弱く、しばしば音程がふらつき、 いくぶんフラットな音程になりがちで、思うように鳴らせないのです。 (とくに、チェロにおける小指は弱く、届きにくいようです)    ◆    一般論として、ヴァイオリニストが「シャープ系」を、チェリストが 「フラット系」を好む傾向はあるようです。《ヴァイオリン協奏曲》の 多くが長調で、《チェロ協奏曲》に短調の大傑作があるように。    アメリカのオーケストラは開放弦を優先的に使うので響きが明るいが、 ヨーロッパのオーケストラは開放弦を使わないので優美な音色を出す、 などと(大真面目に)となえる評論家もいるのは“まゆつば”です。    したがって、ワルターがコロンビア交響楽団を任されたときに、まず 開放弦を使わないで、すべての音にヴィブラートをかけるよう命令した、 というのも“まゆつば”伝説です。    現代では、ピアノなどの鍵盤楽器が代表のように思われていますが、 古代の和声法は管楽器、旋律は弦楽器が代表したのです。  やがて弦楽器が発達して、もっとも重要な役割を果たしています。    ◆    過去に類似の質問があり(20050919)まるで別の視点から「回答No.2」 のアドバイスを試みています。たぶん(↓)いつかお役に立つはずです。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1657834
tom0120
質問者

補足

bildaさん。毎度、ありがとうございます。 (^^ヾ 前回の質問で、今回の質問が、生まれました。 (^^ ちょうど、このような質問の記事も、なんとなく、気になってましたし・・・ いささか異なる視点から。tom0120 さんの前の質問で、弦楽器は「開放弦ほど強く響く」ことをお答えしました。その結果「明るく響く」ように聴こえるのです。 ★そうですね。開放弦は、響きますよね。   おなじAでも、小指で押えた場合は、開放弦ほどに響かないかわり、 ヴィブラートをかけたり、微妙な音程を選ぶことができます。  くぐもった暗い音色によって、陰翳を表現できるのです。 ★なるほどです。    一般論として、ヴァイオリニストが「シャープ系」を、チェリストが 「フラット系」を好む傾向はあるようです。 ★そうですか。    現代では、ピアノなどの鍵盤楽器が代表のように思われていますが、 古代の和声法は管楽器、旋律は弦楽器が代表したのです。  やがて弦楽器が発達して、もっとも重要な役割を果たしています。   ★楽器、時代も、関係しているのでしょうね。  過去に類似の質問があり(20050919) ありがとうございます。 #系。b系・・・過去の作品を分類すると、質問のような傾向があるのなら、 やはり、「理由」が、気になりますが、なかなか、むずかしいのですね。 しかしながら、いろいろな解釈を知って、それなりに、うれしいです。 またっく、理由が、わかりませんでしたので・・・(^^ 今回も、早速、回答していただきまして、ありがとうございました。 参考サイト。参考にさせていただきますね。(^^

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