• ベストアンサー

ふぐについて

ここに、質問してもいいものかわりませんが、質問します。 ふぐには、毒がありますよね、その毒は、何の為にあるのでしょうか?やはり、外敵に食べられないようにするためでしょうか?ふぐの生態はしりませんが、ふぐの自らの意思で毒を体外に排出することはできないとおもいます。 そうすると、ふぐは進化の過程でそういう毒で身を守る能力を手に入れたってことでしょうか? よくわからない文章ですいませんが、よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.2

フグは自分でフグ毒(テトロトドキシン)を作るのではありません。生物濃縮と言う言葉をご存じでしょうか。フグが餌としているエビ,カニ,貝,ヒトデ,ゴカイ等の多くがビブリオ菌等が作り出しましたフグ毒を無毒化するフグ毒結合タンパク質を持っていることが知られています。それらを餌にしているフグも当然フグ毒結合タンパク質でフグ毒を無毒化し,濃縮し,肝臓や卵巣に蓄えます。 何のためと言うことは,第一義的にはフグ毒を持つそれらの餌を食べるためです。フグもフグが餌とする生物も多くの毒が存在する海で生活しているわけですからそれらを無毒化する機構を持たない限り生存できません。 ご指摘のように現在のフグは,その毒を有効に,積極的に利用しているものもおります。卵もフグ毒を持ちますから,他の生物に食べられる機会が減少します。また,自らも毒のために食べられる機会が減少していると思われます。食べられそうになると体表から毒を分泌するものもいるほどです。 しかしながら,致死量のフグ毒を持つフグは全体の数%程度と言った調査もあります。(だからといって決して試さないでください。)ピプリオ等のフグ毒産生細菌が存在しない海域で生育したフグは毒を持ちません。ですからフグ毒を持つ餌を食べても大丈夫なようにと言うことが最大の理由と思われます。何かの参考になりましたなら…

その他の回答 (1)

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.1

こんにちは。 ふぐは、自分が食べる食物の中にあったテトロドトキシンという毒が体に貯まって毒になるという事が判っています。 そしてなんでその毒で自分が死なないのかも、判ってきました。 それは、筋肉や神経の細胞の仕掛けが他の動物と少し違うためなのですが、どうして違っているのかは、まだ判ってないようです。 毒物でも食べられるようになる事で食料を沢山得られるようにしたのか、あるいは元々、そういう細胞の構造だったけど、たまたま、それが運が良くて他の動物には毒でも自分は食べられる幸せを得たのかは判ってません。

参考URL:
http://www.materials.sci.osaka-cu.ac.jp/materials2002/Lec_others/TTX.html

関連するQ&A