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甲・乙・丙・丁…

明けましておめでとうございます。今年最初の質問です。 良く物事の良し悪しを判断するのに「甲乙つけ難い」と言う言葉を使いますが、そもそもこの「甲乙」とは何なのでしょうか? 甲は乙よりも優れているのでしょうか?(私が取得している危険物の免許にも甲・乙・丙があり、甲が一番上位となっています。) 私が高校時代のクラスは例えば1年甲組、乙組となっていましたが、何だか乙組と聞くと成績の悪いクラスのようなイメージがあり、馴染めませんでした。 甲乙丙丁のあとに続く漢字もご存知でしたら教えて下さい。

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noname#2787
noname#2787
回答No.3

「いんよう・ごぎょう の じゅっかん」と読みます。 中国の古い考え方で、日本にも古くから伝わっている考え方なんですが「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」というのがあります。これは万物を「木火土金水」の五つに分類しさらに兄と弟(=兄(え)弟(と))裏と表、光と影のように「陰と陽」にわけて合計10パターンに区分したものです。甲は「木の兄できのえ」と読みます。 甲・乙・丙・丁…は順に「きのえ」「きのと」「ひのえ」「ひのと」「つちのえ」「つちのと」「かのえ」「かのと」「みずのえ」「みずのと」と読みます。…え、…と、ということからわかるように『えと』は本来はこの10干をさす言葉でした。いまでは「えと」といえば干支のことで違っていますけれどね。 昔の人にとっては占いや暦というものは非常に身近なものであって「いろは」と同じで非常に馴染みのある言葉だったんです。しかも1つずつ漢字一文字でかけますから、文章中の記号として使いやすかったんですね。(いまでも契約書や法律文章などでは活躍しています) 甲(こう)…と読む場合はオン読みですが、順番に書いていきます。 コウ・オツ・ヘイ・テイ・ボ(戊辰戦争のボ)・キ(知己のキ)・コウ・シン(辛苦のシン)・ジン(壬申の乱のジン)・キ オン読みを見るとわかりますが、キとコウは重なるために誤りが出かねません。ですから通常使う場合はせいぜい『己(キ)』までです。 *(カッコ)のないものは用例が見つかりませんでした。

noname#6085
質問者

お礼

shu_s先生、何度も申し訳ございません。 漸く、長年の疑問が解決しました。読み方も分かりましたし、私の脳のシワも一つ増えた筈です。 色々詳しく教えて頂き感謝致しております。 これからも宜しくお願い致します。 by yama585

その他の回答 (2)

noname#2787
noname#2787
回答No.2

(続き) 本来の十干の意味では『丙』が最上とも言われますが、成績などで使われる場合は、アルファベットと同じく記号の意味としてだけで、仮名や数字となんら変わりがありません。

noname#2787
noname#2787
回答No.1

陰陽五行の十干をあらわす言葉です。 甲、乙(木) 丙、丁(火) 続けて 戊、己(土) 庚、辛(金) 壬、癸(水) となります。(前が陽、後ろが陰)

noname#6085
質問者

お礼

shu_s先生、明けましておめでとうございます。そして、いつもお世話になっています。 「陰陽五行の十干をあらわす言葉です。」⇒「おんみょうごぎょうのじゅっと」と読んでいいのでしょうか?また、「こう・おつ・へい・てい 」までは読めますが、その後の「戊、己、庚、辛、壬、癸」の読み方が分かりません。これらについて教えて頂ければ有難いのですが…。また、「癸」が最後なんでしょうか? 「陰陽五行の十干をあらわす言葉です。」⇒この事自体良く分からなくて、申し訳ございません。 別に大意があって質問した訳ではないのですが、以前から少し気になっていたので、質問させて頂きました。再度の回答、期待しています。宜しく!

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