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「三つ子の魂百まで」について教えてください。

amatsuamatsuの回答

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回答No.6

「3」という数字に特別意味があるわけではありません。「三つ子の~」というのは日本で昔から言われていることですが、「3歳までにどうこう」ということでなく、「人間は何事も小さいうち、最初のしつけが肝心だよ」ということの例えです。 それと別に「3歳児神話」というのがありますが、これは戦後になって欧米で言われはじめたことです。「3歳まで母親がそばについて愛情をたっぷりかけていない子供は問題行動を起こす」というような主旨だったと思います。 これが日本にも伝わり、ちょうど高度成長期で、父親は外で企業戦士としてむちゃくちゃ働き、母親は専業主婦として家で家事と育児に専念するという形ができた所(それまでは家事と育児に専念している人はごく限られたお金持ちの奥様だけでした、普通は農業や家業をしながら育児は片手間にしてるものだったんです)だったので、「家にいて立派に子供を育てあげるのが立派な母親」というふうに結びついていったようです。 しかし、この「3歳児神話」のもとになった研究と言うのが、非常に偏った特殊な環境におかれた子供(戦争で天涯孤独の孤児になって環境のよくない孤児院で育てられている子供)を対象にした研究であって、全く信頼できるようなものではないということで、かなり前に欧米では「根拠のない研究」とされているのです。日本でも少し前に厚生省が「3歳児神話には根拠がない」とはっきり言っています。 幼児の間は落ち着いた環境で、安定した保育者(母親、父親、祖父母、保育のプロなど)に育てられるのが良い、というぐらいの意味にとっておくのがいいと思います。3歳までに何をしてあげなくてはいけないとか、そういうことではないです。 この3歳児神話を利用して早期教育業者などが「3歳までには~してあげないと後で大変なことになる」などと母親をあおって契約させるということが問題になっています。そのようなあおり文句にまどわされないよう気をつけて下さいね。

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