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意志や環境は遺伝子に届くのか?

nozomi500の回答

  • nozomi500
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回答No.4

「分子生物学」の関係で、いろいろ調べると新しい発見があります。 旧ソ連のルイセンコという学者が「獲得形質の遺伝」について論文を出したのがスターリンのお気に入りになってもてはやされたのですが、その後、すっかりすたれているはずです。 進化の方向は絶えず起こっている、というのがあって、ただ、通常はその変化が現れないだけ、と考えるのを、私は支持しています。(私みたいな素人が支持したからといって何がどうなるわけでもないけど) ダーウィンの時代には遺伝子は発見されていなかったので、今の分子生物学から見れば稚拙なものであるといえますが、自然淘汰によって適者生存の根本原則はけっして腐朽していないといえます。最初の「適者」がどうできたかの問題でしょう。 「適者」というのが「100対0」で適不適がわかれていなくても、90対60(3:2)ぐらいの差であっても、2世代では9:4。4世代では81:16と開いていきます。 農薬に強い害虫、というのも、農薬が散布されてから進化したのでは間に合わないわけで、それまでのあいだに、いろんな性質をもったやつがいたが、農薬という新たな環境の中で、農薬に強いやつがメジャーになる、ということです。 >また、戦時中は、男子が減るため、男子出生率が上がるとか >聞いたコトもあります たぶん、これは違うと思います。(どの情報か知りませんが、むしろ「産めよ増やせよ」の時代に、出生時に女子が「始末」された可能性が高い。) 意思や環境で対応ができるなら、長嶋ジュニア、野村ジュニアはもっと活躍していいはずです。遺伝的素質はもっているはずなんだからそれに加わるならば、さぞや・・・。 「長い目で」は「意思」のほうが続かない。環境のほうも、たぶん、進化の時間には短すぎると思います。キリンの首が長くなるまで植生分布が止まっているはずはないですからね。 人類の中にも、ダイオキシン耐性を持った子供がコンマ何%いれば、今の人類が滅亡の危機にある時に生き残れるか? (足が速いと便利なのに、というとき、足を速くする進化より、速い乗り物を作っちゃう)

blueyellow
質問者

お礼

回答ありがとうございます。  常にいろんな素質を持った者がいて、有事の際に、ふるいにかけられる、 と言うコトですか・・・。  生き残った者たちが少ない場合は、初期の段階、かなり血統が濃く なりそうですが、生存の前にはそれが最優先ですモンね。(近親相姦とかも 発生するのでしょうかね?)  男子出生率に関しては、私もその可能性もあるな、とは思いました。 極貧なら、なおさらですよね・・・。  野球界のジュニアたちに関しては、その親たち(長島・元野村監督)が 子らを自分たちと同じ道を歩ませたいと思ったかどうかは、 わかりませんよね・・・。(母親たちの意志も5:5である訳ですし)  とにかく、現実は、思ってるより、ロマンティックでない、と いう感じですね。環境は生命にやさしいだけで無いですモンね・・・。 勉強になりました!!

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