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この英文の構造,解釈を説明していただけませんか.
毎日欠かさずこのコーナーを拝見し,英語の勉強をしています.きょうは次の英文について,説明していただけませんか. West Germans work less than any of their European counterparts, let alone those in North America and the Far East. It's not so much that West German workers kill time on the job, rather it's that they are on the job less than workers anywhere els. 最初の文は「西ドイツの人たちは,北米や極東の人たちと比べれば勿論のこと,どんなヨーロッパの人たちと比べても労働時間が少ない」という意味だと思いますが,問題はその後の文です.It…that ~ の形をしていますが,全体の内容からして It は形式主語の It ではないような気がします.そこでジーニアス英和辞典で that の用法を調べてみると,前文を受けて「だからといって…というわけではない」という用法の記述があり,これなら It はその前の文全体を受けて意味的にはかなり納得しやすくなります.つまり「だからといって,このことは西ドイツの人たちが仕事中にさぼっているというわけではない」.では仮にこの解釈が正しいとしても,so much というのはどう訳出しすればよいのでしょうか.ここでの much は副詞としての「大そう,非常に」の意では,また so はmuch をさらに強める用法では…などと想像していますが,自信がありません.この辺りの説明をして頂けませんでしょうか.この部分の和訳をして頂ければ助かります. 更に,その後に続く文は,同じくジーニアスの先程の that と同じ箇所に説明している「実情は…ということである」という用法だと思って「そうではなく,実情は彼らは他のどんな場所の労働者と比べてみても労働時間が少ないということである」と解釈しましたが間違いないでしょうか.宜しくお願いします.
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not somuch...rather...は#1さんの書かれたとおり,not so much...as...の変形で,「…ではなくてむしろ…」です。 It is not that...については,Collins Cobuildにいい説明があります。You use "it" in expressions such as "it's not that" or "it's not simply that" when you are giving a reason for something and suggesting that there are several other reasons. It's not that I didn't want to be with my family. It's not just that a gulf exists in living standards--there's a psychological ravine. したがって,問題の文は「西ドイツ人が仕事中にさぼっているせいではなく,むしろ他のどんな場所の労働者と比べてみても労働時間が少ないからだ」ということになり,質問者様の解釈が正しいと思います。
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- taked4700
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ずいぶん、きちんと、分析されているのですね。 on the job の解釈次第かと思いますが、文脈、つまり「あまり仕事をしない」から判断して、「あまり仕事に力を入れていない」のような訳ではどうでしょうか。 not so much は、that以下のことを指して、「と言うわけではない」と言っていると思います。
お礼
早速の解答,有難うございます.高校時代まじめに英語を勉強することもなく,大学の理系学部を卒業して30年余になりますが,数年前から英語の勉強を始め,いまではこのコーナーの覗くことが日課になっています.「ずいぶん,きちんと分析されているのですね」などと言われると,何かとてもほめられたような気分….最初のころは,辞書を片手に,行ったり来たりしながら読んでいましたが,今では普通の文ならすーっと読める程になりました.このコーナーのおかげです.今後ともどうぞ宜しく御指導お願いします.
- kazukiukiki
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自信はないですが 一文目はほぼあってると思います。 でもwork less だから、労働時間が少ない というより、work little であるので、workの程度がほとんど無いということで、「~ほど働かない」がべたーです。 2文目は not so much A as B と同等の構文でしょうね。「AというよりむしろB」 as の代わりにrather を使ったものだと考えられます。 それと、It is ~は形式主語構文でもないと思います。 It is that~構文でしょう。高校レベルでたまに見られるものです。 Itは状況で、訳としては「その状況はthat以下ということである。」でよいのではとおもいます。 「その状況(前文のドイツ人の状況)は、仕事中に時間をつぶしているというよりは、他のいかなる国の人ほど仕事に精を出していないということなのである。」 なら何とかつじつまが合うと思いますが・・・。 他の人の解説も聞きたいところです。 おかしかったらすいません・・・。
お礼
早速の解答,有難うございます.not so much A as B と同等の構文ですか….後に as がなかったもので,別の視点から理解しようとしていました.やはり学校で学ぶ英語や辞書で解説されている英語というのは,言葉の世界のほんの一部に過ぎないのですね….今後勉強していく上でも,よい経験になりました.有難うございました.
お礼
早速の解答,有難うございます.「Collins Cobuid」というのは英英辞書の名前ですか.よく存じませんが,わざわざ用例を引用して頂き,有難うございます.It's not that …は,そういうニュアンスを表現する状況のなかで使われるのですか….とても参考になりました. 今後とも宜しくお願いします.