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生菌数検査の混釈法の希釈倍率?

生菌数検査の混釈法での希釈倍率の設定の意味が分からないのですが、何方かお教えねがえませんでしょうか?通常10倍程度が良いと聞いていますが、これはある程度薄めないとコロニー数を数えにくいからでしょうか?また、希釈は20~50倍までが良く、100倍までやると条件が厳しすぎると聞いたことがありますが、希釈によって防腐剤などが効きにくくなるからでしょうか?薄いと試料自体の濃度も薄まり菌も繁殖しにくくなるような気がしますがいかがでしょうか?自分で調べれば良いのですが専門でないので身近にある程度では見つけられませんでした。参考になるような書籍やホームページでもかまいませんので教えて下さい。よろしくお願いします。

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  • nayu-nayu
  • ベストアンサー率25% (967/3805)
回答No.1

サンプルが何かにもよります。 元から細菌数が多いと予想される菌液なら0.1ml培地に撒いただけでもシャーレ全体にコロニーが生じてしまい数えようもありません。 10-6くらいに希釈する事もあります。 なので希釈しないと計算できません。 希釈すると試験管中に存在する細菌数が少なくなるだけで培地の濃度が変わるわけではないので菌は育ちます。(最終的に何倍に希釈してコロニーがいくつ生じたかで、希釈する前の生菌数を計算するので) 微生物学系のテキストなら生菌数の計算法は必ず乗っているとおもいます。

puma2
質問者

お礼

できるだけ薄めずに、細菌数が数えられる程度で希釈した方が精度が高いということですね。例えば10倍で十分に検査できる試料であれば、それを100倍にした場合は条件的に厳しいのではなく、むしろ緩すぎて判定者にとって100倍だけで判定せざるを得ないといったことがある場合には、その判断基準が厳しいという解釈ですね。有難うございます。微生物学系のテキスト参考にします。

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その他の回答 (3)

  • nayu-nayu
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回答No.4

微生物学系のテキストを読む前にこれは覚えておいてもいいかもしれません。 生菌数測定の時に cfuという単位が使われる事があります。 ~cfu/ml とか。 Colony Forming Unitの略です。

puma2
質問者

お礼

有難うございます。当方初心者なので大変参考になりました。

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noname#246097
noname#246097
回答No.3

こんにちは、No1さんが言っていたようにサンプルによって希釈倍率は変わってきます。とにかく寒天プレートの上に数百ものコロニーが出てきたら、計数は困難になりますよね。菌数がおおよそ10の何乗程度かがわかっていれば希釈は簡単なのですが(私の場合、10倍ずつ希釈しています。)、そうでない場合には、何種類かの希釈倍率で試してみて、寒天上で計数可能なコロニーが出る希釈倍率を出してみることですね。がんばってください。

puma2
質問者

お礼

計数可能なコロニーが出る希釈倍率を探すというところがやはりポイントなのですね。ご回答有難うございます。

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  • aka_tombo
  • ベストアンサー率44% (87/196)
回答No.2

質問者さんは実務をされた経験はありますか?菌数の表現を指数形式で行いますね。たとえば560個/mlの場合、5.6×10**2(10の2乗と読んでください)と表記します。 実際には10倍ずつに希釈していきます。その希釈回数が乗数になるので、菌の希釈は10倍をベースにしなければならないのです。すなわち、1mlをとって9mlの滅菌水で希釈するわけです。菌数の多いものはいきなり100倍にする事もあります。1000倍になると攪拌も資機材も大変ですから10倍を3回繰り返します。こうして、コロニーが数えられるくらいに希釈したサンプルを複数個作り、その平均を求めます。 希釈をしても培地に含まれる栄養を使ってコロニーはできます。防腐剤の話は変ですね。コロニーができるのを阻止するから防腐剤の値打ちがあるのですが・・・

puma2
質問者

お礼

ご回答有難うございます。実務は始めたところですので初心者です。コロニーが数えられるくらいの希釈が必要ということですね。希釈倍率が高すぎても、例えば100倍だと1~99は数えられず、精度が悪くなるのでできるだけ低い希釈率で菌数が数えられる程度でやれば良いということだと解釈しました。さらに数回の平均で精度を高めるということでしょうか。防腐剤の話はちょっと間違ってましたようで、生菌数なのでその試料に存在する生きた菌の数を検査するということなので希釈にかかわらず防腐剤は考えなくて良いということと思いました。有難うございます。参考になりました。

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