不採用人物の個人情報を保持し続ける企業に対して

質問

7月に就職活動で応募した企業から
11月14日の朝9時頃に電話がありました。
「欠員が出たので働かないか？」ということ
でしたが、不採用から5ヶ月経っており、
私は既に就職しているのでお断りしました。
しかし、そこで気になったことがありました。

なぜその会社は不採用の人物の個人情報を
5ヶ月経った今でも持っているのか、
ということです。

気持ち悪かったので、
「なぜ私の個人情報を今でも保持しているのか
説明してください」と話したところ
「たまたまプリントアウトしていただけで、
パソコン上にはあなたのデータは
もう残っていない」
といわれました。

私は即座に情報の抹消を求めたのですが、
何ヶ月も不採用人物の個人データを所持している会社は正直怖いと思っています。
何か対処法あればご教授願います。

特に悪用されたわけではないので
あまり気にしすぎるのもおかしいでしょうか。

回答No.3

norakuma · ベストアンサー

企業で個人情報保護の仕事してます。

収集から６ヵ月以内であれば、いろいろなケースで、収集した個人情報を
保管しているケースは多いです。
というのも、保護法関係の政令で、６ヵ月という期日が大きな意味を
持つようになったからです。

次に、人事関係では「二重応募を防ぐ意味で」ちょっと長く保管する
ケースがあります。だいたい、同じ年度以内は。。

さらに次ですが、
保護法に基づけば、情報の抹消を求める権利は、あなたにありません。
できうるのは「利用の停止」（これも、可能なのは、不正に収集された、
利用目的以外に利用された、第三者提供の違反とかがあった場合のみ）
です。

今回のケースでいえば、特に不正に収集されたわけでも、採用活動に
使うという利用目的に合致していることから考えても、保護法から
考えれば、企業の活動に違反は認められない状況です。

と、保護法はここまでです。

次に、その企業がプライバシーマークを取得していれば、
プライバシーマーク（あるいはJIS Q15001）を根拠にして、
情報の抹消を求めることができます。
＃対応しない場合は、プライバシーマークへの訴えができます。

というわけで、採用活動の一環で連絡をしてきたことから、
質問者さんは、ちょっと気にしすぎかもしれません。

これが、同じ会社のDMが送られてきた！とか「買わないかー」という
電話が来たということであれば、企業の遵法という観点からは、
それは本当に怖いことです。

お礼

専門的なご意見、誠にありがとうございました。
自分の中での勝手な思い込み、考え方が
変わった気がします。いや、変わりました。
当たり前のように「破棄してくれ」
と言っていた自分が恥ずかしいです。
「悪用されたらどうしよう」という気持ちが先走り、
企業側の事情をまったく考えていなかったな、
と反省しています。
と、同時に、気づかせていただいて大変感謝しております。
これまで、ここまで具体的な観点からご説明いただいたことがなかったので、本当に感激してしまいました。

回答No.2

BS-68

そんな不思議なことではないと思います。
ただ、ちゃんとした企業なら、個人情報（履歴書等）を受け取る際、「不採用の方の個人情報は、ご提出後○ヶ月以内に廃棄します」というような説明があります。
私が受けた企業では、６ヶ月以内に廃棄すると書面に書いてありました。

そういう説明がなかったということは、そういう意味ではあちらに過失があったと思いますが、７月に応募されたのでしたら企業がまだ個人情報を持っていてもそんな不思議ではないと思います。

質問者さんが個人情報の抹消を求めたのであれば、もう気にしなくていいですよ。
こちら側からはどう足掻いても廃棄したかどうかなんて確認できないんですし、それは企業を信じるしかないです。
質問者さんが、他企業で働くことが決まったということと、個人情報を抹消してと企業側に言った時点で、もうこの問題は（手の出しようがなくなり）解決したことになります。

以上、ご参考になっていれば幸いです。

お礼

参考になりました。
ありがとうございます。
企業がまだ個人情報を持っていても
そんなに不思議なことではない、ということで
大変安心できました。
なぜなら、個人情報は不採用の時点ですぐ破棄する
ものだと、勝手に思い込んでいたからです。
楽になれました。ありがとうございます。

回答No.1

t_nojiri

年度更新するまでは持ってるんじゃないですか？
一度は、興味持って試験受けた企業なら、水心あれば魚心ってやつだと思いますけどね。

決まってるからお誘い断れるけど、決まってなければ瓢箪から駒だと。

お礼

参考になります。ありがとうございます。
確かに就職先決まってなければこのような
お誘いは瓢箪から駒ですね。
今、自分が就業しているからこそ気になる問題
でもありますし、私がそもそも気にしすぎ
なのかもしれないです。