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俳句の解釈
水原秋桜子の俳句で 「高嶺星蚕飼の村は寝しづまり」 「冬菊のまとふはおのがひかりのみ」 「滝落ちて群青世界とどろけり」 この3句の解釈が全く分からないので教えてください。
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全くの当て推量ですので作者の意図とは大きく違う可能性もある(というか高い)と思いますので、悪しからず。 「高嶺星蚕飼の村は寝しづまり」 高い山々に囲まれた、蚕で生計を立てている閑静な村落に夜が訪れた。 空を見上げれば、黒々とした嶺の高みから湧き出たかのように満天の星が明るく見守るように輝いている。 「冬菊のまとふはおのがひかりのみ」 草木の殆どが枯れる季節である冬に、孤高とも言える風情で寒菊が咲いている。 それを盛り立てるような何の装飾も周囲には存在しない。 ただそれ自身が発する凛とした存在感のみを、光としてまとっているように感じられる。 「滝落ちて群青世界とどろけり」 高みから白い滝水か落下している。 周囲の山肌を映して緑色の水をたたえている滝壺に到達すると、激しい水しぶきがあがる。 すさまじい音と共に、緑と白と光と影とが混沌と混ざり合い、群青色と見える荘厳な一画が生み出される。 あなたの発想も聞きたいですね。 自由でいいんじゃないでしょうか。
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読んだままの意味ではないですか?そんな深い解釈は必要ないと思うのですが? 「高嶺星・・」蚕を飼っている家の夜は蚕が葉を食べている音が響くのです村人が寝静まった夜と蚕が食べる葉の音の対比が面白いのでしょう 「冬菊の・・・」冬菊は何も着ていなくてもそのものの姿だけで充分に美しい 「滝落ちて・・」滝つぼに落ちる水の轟きと、目に鮮やかな滝つぼの群青がはじけるように美しく雄大だ 以上蛇足でした
お礼
有難うございました。助かりました
お礼
わかりやすい解釈有難うございました。 わたしは、1つ目は何も思いつかず、2つ目は冬の寒空で、あたりは灰色っぽい景色の中一本の菊が咲いていると思いました。3つ目は滝から落ちてくる水が真っ青だと思いました。