• ベストアンサー

顔面神経が錐体交差を通る?

初歩的な質問で恥ずかしいのですが… 私の周りの片麻痺患者さんを見ていると、「上肢下肢体幹の、麻痺側」と同側の口輪筋に麻痺を有する方が多いような気がします。 顔面神経をはじめ脳神経が交差して、病巣と反対側に障害を起こす事はあるのでしょうか? それとも単純に、 そういった患者さんは穿破するなどして、広範囲に脳が障害されている と、捉えれば良いでしょうか? 御教示宜しくお願い致します。

  • KAAZ
  • お礼率94% (130/137)
  • 医療
  • 回答数1
  • ありがとう数3

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

顔面神経は錐体交叉はしません。脳幹から聴神経と一緒になって内耳道内を走行して、直接顔面の筋肉に分布します。ですから顔面神経が切れた人は額、目の周辺、口の周辺など顔面全ての筋肉が弛緩します。これを末梢性の麻痺と呼びます。例えば脳出血とか脳梗塞で顔面神経領域の麻痺を来す場合には前額部は左右の両側性支配ですので、麻痺にはなりません。これを中枢性麻痺と呼びます。質問の症状は中枢性麻痺と思います。前額部にシワ寄せさせてみてください。麻痺側でも必ずできると思います。

KAAZ
質問者

お礼

以前、遷延性意識障害スケールの件についてご回答をくださった先生ですね。いつもお世話になっております。御回答賜りまして感謝致します。 さて、解剖学教室にも問合せてみたところ、一次ニューロン、皮質から脳橋に到る間に、交叉しているそうです。 「口角下垂→流嚥」という症状が、何故身体の麻痺と同側に起こるのかが不思議でした。(両側性支配は確かオデコだけですよね?) 一緒に考えて戴いて本当に有難うございました!!

関連するQ&A

  • 錐体交差について

     脳神経及び脊髄神経は脳幹部(錐体)で交差しますが、交代性マヒの機序が今イチ分かりません。患側が交差部より上位なら障害は反対側に出るのは理解しています。個人的には、交差部が例えば出血などで障害されたらその部位以下は「全滅」状態となり、四肢マヒになると思うのですが・・・。  どなたかご教示願います。

  • 滑車神経の背側での交叉と脳梗塞との関係について

    滑車神経は背側で左右が交叉すると書かれています。そうなると、右の脳梗塞が起きた患者さんでは、通常の脳神経障害として考えられる左側障害として滑車神経麻痺が現れるのではなく、右眼の滑車神経麻痺として現れると考えるのが正解でしょうか。

  • 顔面神経痛の要因について教えてください

    顔面神経痛というのは俗名で、正式な病名は、三叉神経痛と顔面麻痺・痙攣に分かれるそうです。(医者曰く) 前者はそのとおり脳の三叉神経に異常があり、それぞれの神経線上に痛みが生じるもの。 後者については、医学会ではまだマイナーなのかもしれませんが、高ストレスにおいて、顔の左右どちらかが「面」状に痺れたり、感覚が麻痺するというwebをいくつか見かけました。書き込んでいる方の職業が不明なので信じていいのかどうか悩んでいます。 私は先々月、某大手公共鉄道の列車内で偶発事故に合い、頚部捻挫と頚椎板ヘルニア(MRI)と診断されました。しかし、加害者側がまったく誠意を見せず、慰謝料どころか医療費さえも支払いを拒んでいて、その対応交渉に加え、警察被害届・弁護士会・簡易裁判所・労働基準署などを走り回っていました。2週間くらいしたころでしょうか、急に左顔面が痺れて感覚がなくなる日が出てきました。首の神経から顔面は関係つけれないということで、今度は脳神経のMRIを紹介病院で撮りました。 結果は三叉神経は異常なし。患者の気のせい。と決め付けられましたが、webを探すと、上述の高ストレス化で発生することもあるようです。 質問です。 1.高ストレス→顔面麻痺というのは、分かる医師なら通常に認められる因果関係なのでしょうか? 2.脳のMRI紹介状は労災で書いてもらったのですが、結果的に脳に異常がなかったからという屁理屈で、労災ではなく健保3割を取られました。労災負傷の精密検査のために脳MRIだったのだから労災扱いだろうと出張したのですが、根負けして3割払ってしまいました。 これを労災扱いにして3割負担を取り返すには、どうしたらいいのでしょうか?病院側は自分ちの医師が因果なしといったことをたてに、「労災としては申請できない」と保身を図っているようにしか見えません。 こうなれば、 健保7割分は、健保組合から加害者に第三者行為で求償してもらう・・・ 自分の3割分は、労働基準署で事情を話して還付してもらう・・・ そのときに、高ストレス→顔面シビレが一般説になっていることを証明するものがあればいいのですが、どなたかご存じないですか?

  • 左顔面神経麻痺になりました。

    左顔面神経麻痺になりました。 僕は年齢45歳の男性です。 仕事は建設関係の仕事で、主に外仕事が多いです。 実は、7月8日(月)の日、会社へ出勤して朝から一日外仕事をしていました。 夕方仕事が終わって自宅へ帰宅した頃に、軽い頭痛が出始めました。 その後、2日ぐらい経って、10日の日から軽い頭痛も続いていて、次第に左側の顔面に違和感が出始めました。 その後、10日から20日の日まで様子を見ながら仕事をしていました。 20日の土曜日に左顔面麻痺が重症まで酷く悪化してきて、地元の神経内科で診察をしてもらったら左顔面神経障害がかなり酷く重症までになってしまったんです。 今現在は、神経内科から処方された飲み薬【ステロイド剤】と【ビタミン剤】と【点眼薬】を処方してもらって、20日の土曜日の夕方の食後から飲み始めました。 僕自身一番心配しているのは、この左顔面神経障害が今回初めての経験なのでお手数ですが、この病気に詳しい方がいらっしゃいましたら是非詳しく教えて下さい。 今後の対処方法もお願いします。 【質問内容】 (1)左顔面神経障害はどんな病気ですか? (2)左顔面神経障害は恐ろしい病気ですか? (3)左顔面神経障害は後遺症など残りますか? (4)左顔面神経障害は完全に治りますか? (5)左顔面神経障害の治療中に建設関係や肉体労働をしても大丈夫ですか? (6)左顔面神経障害は発祥してからいつごろ治りますか? (7)左顔面神経障害の治療方法やリハビリなどはどのようにすれば良いですか? (8)左顔面神経障害は再発しますか? 一応僕がお聞きしたい質問内容は8項目ですが、これ以外に何か有りましたら教えて下さい。 宜しくお願いします。

  • 四つ這いで脚を上げると対側の腕が上がってしまうのはどうして?

    四つ這い位で一側の下肢を挙げると、対側の上肢が引かれるように挙がってしまうのはどうしてでしょうか。 体幹の筋の問題なのでしょうか? それとも反射によるものなのでしょうか?

  • 身体障害者手帳の等級について

    昨年脳出血で6ヶ月入院し、今年1月に身体障害者手帳の申請をし、第2種4級と認定されました。 認定結果に不満があるのですが、相談する機関はないのでしょうか? 医師の意見書では2級相当となっていました。 同じ病気の方のブログを読みますと、同様の状態の方は2級と認定されています。 障害の状態は上肢、下肢、体幹すべて麻痺しており感覚もほとんどありませんが、リハビリにより動くようにはなりました。上肢は補助手として使える程度で、下肢は杖歩行で短距離なら歩けるようになりました。 詳しいことはわかりませんが2級に相当するのではないかと思います。

  • Brown-Sequard(ブラウン-セカール)症候群の運動障害

    Brown-Sequard症候群で例えば第5頚髄半側が損傷を受けた場合、下位ニューロン障害(弛緩性麻痺)が現れるのは第5頚髄レベルに支配される筋だけなのでしょうか?とすると、上腕三頭筋や前腕の筋には上位ニューロン障害(痙性麻痺)が現れるのでしょうか?本には上肢は弛緩性麻痺、下肢は痙性麻痺と書いてあったのですが・・・。わかりにくい質問ですみません。 あと、自律神経にはどういった症状が現れるのか、ご存知の方がいましたらこれもお願いします。

  • 舌と顔面の麻痺は逆って・・・どういう意味?

    摂食、嚥下訓練の本に「顔面と舌の麻痺は逆」と書いてあります。 顔の左側に麻痺がある写真が載っており、舌は右へ偏位しています。そして、顔面と舌の麻痺は逆なので、食物は患者の舌の健側に置くように、と結ばれています。このときの健側とは・・・すなわ左側を指すのでしょうか?? 顔面の左側に麻痺がみとめられる患者さんを介助する場合、食物は患者さんの舌の左側へ置けばいいということで合っていますか? 舌下神経の麻痺の場合、患側のオトガイ舌筋(=舌を前方に突出させる)が機能しないため、患側の舌が前に出ず、患側に偏位するということは知っているのですが、顔面神経の麻痺だと、舌の逆側が麻痺するということですか?

  • 片麻痺患者の麻痺側への座位バランス低下

    医療系学科3年です。 臨床実習にて脳血管障害の患者様を担当させていただきました(急性期病院で、ほとんどの患者様は弛緩性麻痺でした)。 この時、ほとんどの患者様が座位姿勢で麻痺側に倒れやすいことを感じました。 麻痺側に倒れやすいというのはイメージとしてはわかるのですが、根拠がわかりません。 ではなぜ、非麻痺側には倒れないのか。これも根拠を見出すことはできませんでした。 非麻痺側への傾斜はそれに対抗する麻痺側の筋が弛緩しているのにもかかわらずバランスを維持しています。 一方で麻痺側への傾斜は、非麻痺側の筋活動により修正できるのではないかと考えましたが、実際には倒れてしまう患者様が多いようでした。 立ち直りも非麻痺側への傾斜時の方が早く回復するようです。なぜ麻痺側の筋による立ち直りが先に回復するのでしょう。 指導していただいた先生は、「麻痺側殿部筋の筋活動が低下(弛緩)しているため、麻痺側の座位支持面が不安定になるため」と指導してくださいましたが、何となく釈然としない気持ちが残りました。 以上のことから、今回下記の質問をさせていただきます。 (1)座位時に片麻痺患者が麻痺側に倒れやすい理由は何か? (2)バランス維持に働く逆側の筋に麻痺があるのにもかかわらず、非麻痺側への傾斜時のバランス反応の回復の方が良いのはなぜか? (※上肢の保護伸展反応は考慮しないこととします。) ご回答よろしくお願いいたします。

  • 顔面神経麻痺について教えてください

    外傷で眼窩上縁にボルトを埋め込んだ事があります。それが原因なのかボルトを埋め込んでいる側の顔半分が顔面神経麻痺になってしまったようです。いくつか検査をして医師から手術を進められました。ですが、どのくらいリスクがある手術なのか、本当に手術で根治する事ができるのか不安でいます。