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市販のミネラルウォーターと湧き水
現在はトライアルにある安く買える霧島連峰の水 を買って飲んでますがそもそも水の値段の格差って 何でしょう?何が違うのですか?今は2リットル 69円ですが 上には高いものもたくさんありますよね? それとよく町のどこかで湧き水など汲みに行っている 人もたくさんいますがミネと湧き水はどちらが どう違い、どっちがいいのでしょう? 教えてください。
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市販のミネラルウォーターの価格には、製造・流通・販売のコストと利潤が乗せられています。水源の利用権料、採水・沈殿・濾過・加熱殺菌・瓶詰めなどの製造施設の建設・償却費やランニングコスト、容器代などが製造原価になります。流通・販売のための費用や利潤も通常の商品と同様にかかります。 商品価格の差はこれらのコストの違いも当然あるでしょうが、主には製造・販売者が設定した「商品価値」の差と考えられます。有名な水源のおいしい名水であれば、消費者も相応の付加価値を認めて、多少高くても買うでしょう。巧みな宣伝によって作り出された「イメージ」も商品価値のひとつです。 そこら辺の湧き水は、商品としてのコストは一切かかっていないので当然タダです。自分で汲みに行ける近隣の人たちが、汲みに行く手間に見合った価値を認めて利用するわけです。沈殿・濾過・殺菌などの処理が行われていなくてもそれなりに安全でおいしい水であるという前提です。 市販のミネラルウォーターと比べてどちらを選ぶかは、その人の価値判断によります。 私の郷里には環境省の名水百選に選ばれた湧水があって、水道の水源に利用されています。名水百選に選ばれてからは遠方の人が車でわざわざ汲みに来るようになりましたが、地元民にとっては昔から飲んでいる水道水です。他地区の水道よりおいしいのが自慢になってはいますが。 参考までに、農林水産省の「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」による定義・分類と、「おいしい水の要件」が横浜市衛生研究所のホームページに分かりやすくまとめられていますので、ご紹介しておきます。
お礼
値段と言うより個人による商品価値が と考えた方がいいですね! ミネラルウォーターの定義と言うのも勉強に なりました!ありがとうございました。