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東洋医学研究所のスーパー抗原IIについて
私の祖母のことです。もう2年以上経過、転移の回数3回と今回は同時に3箇所への転移です。 知人からこの薬がいいんじゃないかと勧められましたが、どうかなと悩み中です。 友人の薬剤師に言わせると、薬事法に触れる恐れのある内容があるのではないか?ということと、信用出来ない。とのハッキリした回答でした。 一月最低10万円もするものですし、家族は心配しております。利用経験者、噂を聞かれたことがあるかた、また、医療関係者のかた等、この薬についてお知らせくだされば幸いです。 http://www.toyokanpo.co.jp/html/sag-super2.html
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参考サイト拝見しました。 作用機序として聞いたことの無い抗原を示しており、さらに偉そうな人たちの写真や勲章を示しています。 これはハッタリだと感じます。最も重要な臨床データつまり実際に患者さんに投与した結果が全く述べられていません。根拠となる論文も示していません。到底誠実な態度とは言えません。 多くの研究者の名前がありますがまず代表責任者のChen jian ming氏について検証してみます。 まずは論文から。医学論文検索エンジンPubMedで350本もの論文がHITしますがテーマも所属先もバラバラです。中国人名の英語表記なので同姓同名が多数有るようです。 次に所属先。イーストカロライナ大学はれっきとした大学として実在します。 Biochemistry Department(生物科学部) The Brody School of Medicine(ブロディ医学研究科 ) とあるのはちょっと誤訳でブロディ医学部生化学科と訳すべきです。 HPにあるそこのスタッフは以下の通りです http://www.ecu.edu/biochemistry/Faclist.htm Chen jian ming氏の名前はありません。 退職又は転職した可能性もありますから、「ブロディ医学研究科 」と氏の名前でgoogleと医学論文検索エンジンPubMedで検索しましたがページも論文も一切HITしませんでした。架空の人物の可能性があると思います。 他の研究者の名前は調べていませんが、腫瘍とは何の関係も無いテーマの人が複数居ます。 仮に本物の一流学者であったとして、中国系でなくてもアメリカでは医療関連企業を作る学者は多数います。ただ、必ずしも十分な検証を行った上ではなく、むしろ冒険的に解明途中の手法を企業化製品化することも珍しくありません。 もし、この治療法にまったく何の効果も無いとか、有害な自称があったとしても日本政府には何の責任もありません。中国系アメリカ人企業を訴えるのもたいへん困難であるだとうと予想します。 蛇足ながらフランスの聖ジョン騎士賞というのも怪しい。 フランスと言えばレジオン・ド・ヌール勲章のはずです。 しかもかなり誰にでも発行するらしい。 http://www.tabiken.com/history/doc/F/F201C200.HTM 写真にマルタ十字がみえますからこれはローマにある聖ヨハネ騎士団修道会の勲章だと思います。個人的にはレジオン・ド・ヌールよりこっちの方が欲しいです。 http://www.d1.dion.ne.jp/~aredrose/aboutknights.htm
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- sinnkyuusi
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鍼灸師です。 URL見ましたが、おかしな記述が満載でした。 まず、『日本の「漢方」と 中国の「漢方」』というページの「日本の漢方」という部位の記述ですが、これらは全て効果がないと公言しているのと同じです。 理由は簡単、証に対する処方ではないからです。 漢方薬を症状に対して処方するというのはとんでもない行為ですが、それを公言してしまっているのはすごい(笑)。 「中国の漢方」という項目の記述内容も概ね誤りですしね。 「中国と日本の漢方は違う」という記述もありますが、これは「違う」のではなく「日本式(症状に対する処方をしている)が間違った使用法」なだけです。 がんに効くという記述も大嘘で、東洋医学ではがん細胞と共存できる身体に変化させるような治療は可能ですが、がん細胞を死滅させる事は不可能です。 漢方薬全般ががんに対して無効なのではなく、正しい診察が出来るドクターに正しい処方をしてもらえばQOLの向上や延命治療には効果があります。 その他、おかしな点を上げるときりがありません(ご希望なら暇な時にでも書き出しますよ・・・)。 はっきりいえる事はひとつ。 試すなら医師の許可を得て、お金をどぶに捨てる覚悟で。 身内の病気ですから藁にもすがりたいお気持はお察ししますが、もう少し冷静に判断してくださいね。 病気の治療は顔の見えないネットや通販で行うものではないと思います。