日本の石油危機

質問

日本の石油危機についてですが、どう乗り越えたんでしょうか？具体的にお願いします。

回答No.2

aburakuni

当初は大変な混乱でしたが、実際には「危機」ではなかった事が通り抜けた最大の要因でしょう。数ヶ月たって見ると、入ってきた原油の量は変わっておらず、価格は暴騰したと言っても差額はバーレル１ドルが１０ドルになった程度（現在は３０ドルが６０ドル）でインパクトがそれほど無いと言うことから沈静化したと言うのが実情です。
勿論、政府が省エネを唱え、民間企業が工場の操業に工夫を凝らし、作られる製品が省エネタイプになって行った事が、日本社会全体のコスト低減と長期的な繁栄に繋がったという「結果オーライ」の面はありました。

回答No.1

0wooo

短期的には、物価が上昇し、品不足になってしまうものも有りましたが、高くなっても石油代金さえ払えれば何とかなりました。ガソリン代が高くなったという事で車に乗らない人も増えました。

長期的には、省エネと言う事で、燃費の向上、原子力発電部分の拡大、資源リサイクル、深夜テレビの中止、深夜ネオンサインを消す等で石油消費量を大幅に削減してきています。
実際、これが効を奏して、日本の原油依存度は低下し、逆オイルショックと言われる、石油価格の下落を招きました。

（現在の原油高騰は別です）。