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譲渡所得について
証券会社には、株式は特定口座で源泉徴収ありを指定しています。確定申告の際の計算が煩わしいと思ったからです。 譲渡所得は、株式の売却損益と他の資産の譲渡損益との損益通算はできない、ということは知っています。 今年(2005年)、ゴルフ会員権を譲渡し譲渡損が発生しました。また、株式は譲渡益が発生しています。もしゴルフ会員権の譲渡損が発生しなかったなら、株式については源泉で取られっ放しで確定申告をしなくてもいいのでしょうが、他の譲渡損が発生していますので、譲渡所得上での損益通算はできなくても、株式の譲渡益分で源泉された分については、証券会社が発行した取引報告書を申告書に添付して申告し、今年で最後の定率減税20%(最高25万円)の恩恵を受けられる(源泉分が還付される)のではないか、と思い、税理士の先生に立ち話できいてみたら、株式については申告しない方がいい、とおっしゃっていました。理由は、株式の譲渡益は所得税7%(国税のみ)と既に減税になっているのだから、ということでしたが、私としては何となく腑に落ちません。また、先生もこれについてはあまり自信がないらしく、後日詳しく調べて下さるとおっしゃっていました。 ここで質問です。 1.このケースでは株式の譲渡益の申告はした方がいいのでしょうか、しない方がいいのでしょうか?またそれはなぜでしょうか? 2.税務署が発行している「所得税の確定申告の手引き」によれば、多額の譲渡損がある場合は申告書Bではなく税務署に用意してある「損益の通算の計算書」に記入するように、と書かれています。ゴルフ会員権はこちらの用紙に書くとすると、株式は(もし申告するとすれば)これとは別に「株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書」に記載するのでしょうか?ただ、そうすると、譲渡所得としては結局株式とゴルフ会員権とを損益通算してしまうのと変わらないような気がするのですが。
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質問者が選んだベストアンサー
特定口座で源泉徴収ありを選択して、確定申告しない場合、他の所得に影響を与えないです。それで、申告しないほうがいいとアドバイスされたのでしょう。 例えば、専業主婦で扶養家族になっている場合、特定口座で源泉徴収ありを選択して、確定申告しない場合、1億儲けても扶養家族を続けることができます。申告してしまえば、扶養家族は外れます。 立場は違うのでしょうが、似たような事情があるのでは?定率減税ほしさに申告すると、国保税や住民税が重くなるとか、、、。 もう一度、税理士さんに相談されることをお勧めします。
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- aratch
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確定申告の有利不利は、あなたの他の所得(給与、事業所得など)、控除額(社会保険料、扶養控除など)また、おっしゃる内容の総合譲渡の損失額(ゴルフ会員権の譲渡損失)、株式譲渡の損益額がわからないと判断できません。 ただし全てわかったところで私に回答の自信はありませんが・・・
お礼
なるほど、そういったことを全て勘案して総合的に見てみないことには結論は出せない、ということですね。 ではそれらの額が出揃った所で、再度税理士の先生に相談してみます。 ありがとうございました。
お礼
特定口座で源泉徴収ありを選択して、確定申告しないと他の所得に影響を与えない、というのは何となく分かります。例えば銀行預金や郵便貯金の利子所得があったからといって申告はしませんが、それとパラレルに考えれば、ご回答の考え方も理解できるような気がします。それにしても税法はややこしいとつくづく思います。 もちろん税理士の先生に相談はするのですが、ここでは医療でいうセカンド・オピニオンをお伺いしたつもりです。 ありがとうございました。