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交流電源について…その1。周波数と極性変化。

blueteeth7の回答

回答No.6

>今後は極性の変化ではなく「極性の入れ替わり」と考えることにします。 締めくくりがこれでは、ちょっと気になります。 既に多数のご回答が入れられていますが、肝心のことが抜けているような気もいたします。 差し出がましくて恐縮ですが、【皆様へ】と書かれていますので、あえて書き込みさせていただきます。 要は、「最初のスタート点に戻るまでを一回と数える」のです。 質問者さんのお名前にちなみ、東村に住んでいる人が西村に住んでいる人のところへ尋ねて行くときのことを考えてみましょう。 行って帰って初めて「一往復」です。 途中にお地蔵さんがあり、前を通るたびにお地蔵さんの頭を1回叩くと仮定します。 行きがけに1回、帰りに1回、一往復で計2回叩かれます。 ところが、このお地蔵さんは右手が大変器用で、東側から叩かれるときは、右手を出して叩かれるのを防ぐ、と仮定します。 この場合、一往復で1回しか叩かれません。 前者が両波整流で、一往復で2回の「仕事」をします。 後者が半波整流で、一往復で1回の「仕事」しかしません。 蛍光灯・電球などは、叩かれるままになっていますので、50往復では100回叩かれます。 たとえ話ばかりでは申し訳ないので、本当のところを記載します。 ここに、上下に張られた二本の線があり、これにAC 100Vがかかっているものとします。 最初、(下側の線を基準にして)上側の線の電圧が0Vから徐々に増大して行き、最大で141Vまで上がります。 そこからは徐々に低下して行き、両線の電圧差は0Vになります。(ここまで電流は上側の線では右向きに、下側の線では左向きに流れます) 次には、(下側の線を基準にして)上側の線の電圧はマイナス方向へ増大します。 最大でマイナス141Vまで下がります。(上側の電圧の方が「下側よりも低くなる」ことにご留意ください) ここから元に戻って(電圧差がゼロになって)ようやく1サイクルです。 (この間、電流の向きは上と逆向きです) 両線の電圧差は最大で141V以上にはなりません。(「peak to peakで242V」とも表現しますが、このような電圧差はどこにも現れませんので、あえて記載しておきます) 二線間において、このような電圧偏移をする正弦波交流がAC100V(実効値という)の正体なのです。 後は、これにつながる「負荷」が、「往復で仕事をする性質のものなのか」、「片側サイクルでしか仕事をしない性質のものなのか」、によって仕事をする頻度が変わってきます。 (半波整流回路は片側分しか利用しません) 蛇足ですが、質問者さんは大変こまめに補足、お礼をなさっていますね。 回答者としては、こういう質問者は大変回答し甲斐のある質問者です。 こういうスタンスを今後も取り続けて行かれれば、必ず良い回答が入ってくることと思います。

murabito
質問者

お礼

私の理解度を報告することで新たな指摘も得られるかと考え、意図的に締め切らずにいましたので、ご回答に感謝いたします。 かつて指導員でしたので「信号機の灯火色」を例に挙げますが、学科教本には「青色の灯火」と表記されており(イラストも青色)、また例外なくどのドライバーも「青信号」と呼びます。 しかし実際には、私たちが「青信号」と呼んでいるのは「緑色」系の灯火ではないでしょうか。 古来、日本人が「みどり」を「あお」とも表現してきた経緯はあるにせよ、教科書に載せる時点では「緑」と「青」が同義語であるとの補足説明が多少なりとも必要だと感じます。 本質問も同様で、上記に似た暗黙のルールが存在するような違和感を覚えての投稿でしたが、字数制限から背景を上手く伝えられず、論点のはっきりしない質問文となってしまいました。 一般人向けの参考図書であっても、中身は電気の専門家によって執筆あるいは監修されているはずです。 読み手が素人であることを前提にしたものであるなら、出来るだけ分かりやすい参考例を挙げ、誤解が生じないよう必要な説明があって然るべきだと考えます。 多くの一般向け参考図書では、「50往復では100回」という説明さえありません。 「周波数と同じ回数だけ極性が変化する…」その定義らしきものがどこにも見当たらなかったための質問でした。 > 「最初のスタート点に戻るまでを一回と数える」のです それ以外に解釈のしようがないのですが、そのことがどの参考図書にも書かれていない気がします。 私が見落としているのか?そう書かれている資料は、残念ながら手元にはありません。 「重箱の隅…」と言われそうですが、参考書にその一行が記されていたなら、ここで質問しなくとも理解できていたかも知れません。 地図に道路が1本書かれていなかったために、迷子になった私…ということでしょうか。 またお世話になる節もあるかと思います、どうぞよろしくお願いいたします。 大変ありがとうございました。

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