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ヨウ素による薄層クロマトグラフィーの呈色原理

macchan1の回答

  • macchan1
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回答No.5

c80s3xxxさん。補足説明ありがとうございます。 電荷移動型錯体を形成するという考え方でヨウ素発色を説明するといくつかのモデルではうまく説明できそうですが、いくつか疑問点があります。 もし、お分かりになるようでしたら説明していただけると幸いです。 1)ヨウ素は電荷移動型錯体の電子受容体として働いているという考え方でよいのでしょうか?(フェノールとニトロベンゼンはどちらが強く結合するのか) 2)キンヒドロンのような電荷移動錯体は、いったん形成されると通常は分解しないと思うのですが、ヨウ素蒸気の外に置くと、発色が褪色してなくなります(ほとんど結合していないイメージです)。 3)電荷移動型錯体が形成された場合は、電荷の状態によって色がすべて同じにならないと思うのですが、ほとんどの場合(ごくまれに黄緑色に発色することがありますがこれはヨウ素が実際に反応したと考えています)茶色にしか発色しません。 なお「吸着」という用語の定義は厳密に意識していませんでしたが、今回の説明ではプレート上の有機化合物が付着している部分にヨウ素が「吸着」するということで、「結合」や「反応」ではないということがいいたかったわけです。

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